６位

寺か神社の新緑のモミジですが、暗い軒下を背景にして軟らかな透過光に映える新緑の部分がとてもきれいです。
時を過ごしてくすんだ建物の赤がさらに緑を鮮やかに見せています。
フレーミングにも無駄が無く、時代を経た建物のどっしりとした感じがよく出ています。

課題　　「新緑を生き生きと」　　6位

タイトル　　「悠久の刻」　　野上　弘子（水戸）

７位

新緑とほんの少しの提灯の赤味以外はほとんどモノトーンでまとめました。
余分なものを捨て去って、エッセンスだけをすっきりと取り出した見事なフレーミングです。
やさしい風が柳をなびかせて、祭りばやしが聞こえる様な気がします。

課題　　「新緑を生き生きと」　　7位

タイトル　　「祭を待つ」　　川辺　柳三朗（笠間）

８位

ここには鮮やかな色の新緑はありませんが、滝壺をバックにして新しく蘇ってきた小さな新緑たちが逞しく立っています。
露出をもっとプラスして緑を出す撮影方法もあったとは思いますが、水の流れが「とばない」ように、福田さんはあえて滝壺を生かす露出を設定して、新緑達をシルエットで表現しました。
印象的な素晴らしい作品になったと思います。

課題　　「新緑を生き生きと」　　8位

タイトル　　「新緑」　　福田　義康（笠間）

９位

ちょっと見には何気ない新緑写真に見えたかもしれませんが、タイトルを見た途端に思わず膝を打った方も居るのではないでしょうか。
暗い背景のなかに透過光で明るく光る新緑の葉を「蝶」に見えた瞬間この作品は90％以上完成したと言ってもいいでしょう。
very good！！

課題　　「新緑を生き生きと」　　9位

タイトル　　「緑光の蝶」　　桜井　ケイシ（笠間）

１０位

黄色からオレンジ色のムラのあるグラデーション（花達と思いますが・・）を背景にして、透過光と反射光をうまく使い文句なしに美しく新緑が表現されています。結果として、緑と赤の双方ともきれいです。
フレーミング（切り取り）が素晴らしく、画面に無駄な部分がありません。
アリさんも見えて、この写真から春の空気を感じますね～。

課題　　「新緑を生き生きと」　　10位

タイトル　　「緑萌え」　　萩原　勇夫（笠間）