１１位

この季節の代表格同志、アジサイに黒い糸トンボがとまって美しいコントラストを作りだしていますが、この瞬間を逃さずにゲットできました。
色彩もクリヤーで梅雨の合間の陽差しを感じさせ、爽やかな印象を与えます。
なにか、ホッとする作品ですね。

課題　　「梅雨の季節」　　11位

タイトル　　「あじさいの谷と糸トンボ」　　飛田　清（水戸）

１２位

この像も皆から愛されていろいろな課題に登場しています。
今回は梅雨の真っ只中、暗い曇り空と萩に囲まれて何やら難しい顔のように見えますが、飯村さんは似合った雰囲気と見たようです。
左側の雲のハイライトが生きて、アンダーではない暗い感じをうまく表現しています。

課題　　「梅雨の季節」　　12位

タイトル　　「梅雨にお似合い」　　飯村　常夫（笠間）

13位

時々、いろんなものが花火に例えられて提出されますが、この被写体も花びらの濃い色が夜空を連想させ、黄色の文様がそれなりに火の光を思わせています。この様な発想はとても面白い（良い）ことですから、皆さんもイメージをどんどん膨らませて被写体と向き合って下さい。
もっと被写界深度を深くパーンフォーカスで撮影できれば良かったですね。

課題　　「梅雨の季節」　　13位

タイトル　　「梅雨の花火」　　鈴木　桂子（水戸）

14位

「本日は閉店なり」とは、面白いタイトルが付きました。この雨では蜘蛛さんも閉店せざるを得ないでしょう。
絵的にも、やや暗い新緑の木立を背景に水滴が付いて光った蜘蛛の巣が手前に浮き出てきれいです。
ただ欲を言えば、もう少し寄る（アップにする）ことが出来ればもっと印象が強い写真になったと思います。

課題　　「梅雨の季節」　　14位

タイトル　　「本日は閉店なり」　　小松崎　登（笠間）

15位

この写真における梅雨の空気感は素晴らしいものがあります。
タイトルに「六月の朝」とありますが、フレーミングを含めて、水面に反射した朝の光や朝もやの捉え方の気持ちにブレがなかったせいだと思います。
いつまでもここにたたずんでいたい・・・そんな気にさせる作品です。

課題　　「梅雨の季節」　　15位

タイトル　　「六月の朝」　　本図　喜久子（水戸）