16位

光とカメラとの角度、それに背景のやや暗めのトーン、がマッチして水滴をきれいに表現できました。そして、背景にある赤味を帯びた木（？）が画面に変化をつけています。
「梅雨は湿っぽい」ということではなくシャワーのようでさっぱりするよ、と詠ったことも新鮮でいいですね～。

課題　　「梅雨の季節」　　16位

　　久しぶり　シャワーを浴びて　さっぱりと　　飯村　淳子（笠間）

（無題）

水戸植物園の並木道を赤い傘を差した女性が歩いて、しっとりとした梅雨の季節を爽やかに表現しています。
柔らかな光を逆光気味に使って明部と暗部とをとても良いバランスで配して、明るい緑がとてもきれいです。
赤い傘の人物を良いところに入れて画面がキリッと締まりました。

課題　　「梅雨の季節」　　17位

タイトル　　「さみだれの中を」　　川辺　柳三朗（笠間）

18位

明るいブルーの紫陽花を脇役に選べたことで、梅雨の「じめじめ」とか「鬱陶しい」とかの印象を吹き払うかのような、クリヤーで明るい印象の写真に仕上がりました。
カタツムリも角をいっぱいに伸ばして元気そうです。

課題　　「梅雨の季節」　　18位

タイトル　　「雨に誘われて」　　井坂　紀久子（笠間）

19位

さて、今日の19位は・・・初登場、水戸の鈴木明光さんです。
奥会津の撮影会にも参加されました。

木の下、空海（？）の石像が半分雨に濡れています。
これを、タイトルで「雨やどり」としたところが面白い！
よく見るとこの木は「梅の木」で実が成っていてさり気なく梅雨の季節を表現しているのもしゃれています。
背景のお寺の建物もぴったりで良い雰囲気が出ました。

課題　　「梅雨の季節」　　19位

タイトル　　「雨やどり」　　鈴木　明光（水戸）

今日から「梅雨の季節」ベスト20発表！

今日から6月課題の「梅雨の季節」のベスト20を順に発表します。
今年の梅雨、関東では意外と空梅雨だったようで、課題を撮るには大変だったと思います。ただ、空梅雨でも梅雨ですから・・・雨という課題ではないので・・・晴れていてもこの季節の雰囲気さえ出せれば良いわけです。
今回は、植物や小動物のクローズアップで季節感を表現した素敵な秀作が多くあり、感心させられました。
20点のなかには「エッ、これで梅雨！」と思う作品もありますが、梅雨の説明を求めているわけではありませんので、良い雰囲気、良い絵柄の写真は選びました。

今日の20位は「潮来・あやめ祭」でのワンショットです。
このイベントでは嫁入り舟が、カメラマンに人気の被写体になりますが、お客さんを乗せた舟の船頭さんを主役にしたところが何ともニクイ！
船頭さんの素晴らしい笑顔をとらえ、背景も季節感を入れて上手くまとめ、さらに2つの日傘を良いポイントに使っています。
ほのぼのとした作品に仕上がりましたね。

課題　　「梅雨の季節」　　20位

タイトル　　「元気な船頭さん」　　鈴木　靖子（水戸）