４位

　　課題　　「秋深し」　　　４位

　　「秋色に染められて」　　　　高野　功（笠間）



ほんの僅かな白と黒を除けばあとは紅葉ですが、そのモミジの赤を背景にした黄色のモミジ、そのコンビネーションがとてもきれいです。
実はこの絵は、ヒトの目ではこんな風には見えないので（被写界深度の問題で、カメラでは見えるのですが）普通はなかなか撮る気にはならないのです。
決まれば、この様にきれいです。
お見事！

５位

課題　　　「秋深し」　　５位

　「落ち葉の舞」　　　野上　弘子（水戸）



水に乗って落ち葉が流れています。
昨年勉強したスローシャッターでこれを捉えました。
流れている葉と底に沈んで動かない葉との対比が面白い。
ブレている落ち葉の色が明るくきれいです。

６位

　課題　　「秋深し」　　　６位

　　「秋深し」　　　本図　喜久子（水戸）



このモミジそのものの「赤」もきれいですが、見る角度によって「赤」の味わいが変わります。
そんな変化を一望できるところに、セットしたこのカメラポジションはなかなかのものです。
バックが明るいところ暗いところ、葉にたいする反射光、透過光、陽が当たらないところ・・・等々、これらを錦絵のようにうまくまとめました。

７位

課題　　　「秋深し」　　　７位

　「優秀の美」　　　　金井　善治（笠間）



まずは、過不足なく必要なものをうまく整理したフレーミングが見事です。
色調もなんとなく同色系にまとめてあり、建物の雰囲気とうまくマッチしています。
今を盛りの紅葉がきれいで、正にベストタイミングでした。

８位

　課題　　「秋深し」　　　８位

　　　「黄金の世界」　　　吉田　喜男（笠間）



見事な大銀杏ですが、それだけに落ち葉の絨毯がさらに見事です。
直射光が当たる条件ではなさそうですが、イチョウの黄金色はとてもきれいです。
イチョウの木の上部をカットして山門を上手く配し、左右対称にしなかったことで素敵なフレーミングになりました。