７位

　「自由課題」　　　　７位

　「雨上がり」　　　　福田　義康（笠間）



雨上がりの夕方でしょうか、一見モノクローム写真のような仕上がりですがよく見ると、太陽の近くの雲に僅かながら赤味が感じられます。
写真特有のラチチュードの狭さを上手く利用し、光の明暗を意識した上で、しっかりとしたコントラストでメリハリのあるドラマチックな作品に仕上げました。

８位

　「自由課題」　　　８位

　「鉄塔が水遊び」　　　　小松崎　登（笠間）



「ん？」・・・という何か変な感じの写真ですが、もうここで見事に小松崎さんにダマされてます。
これは、天地が逆、つまりは写真を逆さまにして見せているわけです。
写真では、こんなトリック風の写真作りもアリですから、自由課題では何か別の世界に誘って美意識を表現するのも楽しいですね。
タイトルもピッタリ！

９位

　「自由課題」　　　９位

　「パパと初航海」　　　　横堀　義一（笠間）



パパとのこの航海は少年時代の良い思い出になるでしょう。
黒っぽく見える水面に赤く縁取りされた白いボードが目立ちます。
フレーミングもほとんど黄金分割比になっていて、お見事！

「自由課題」ベスト10

今日から、夏「自由課題」のベスト10を順に発表して行きます。
「自由課題」は文字通り自由な発想での作品のためのコーナーですから、課題にとらわれず・・・奇想天外な作品でも結構ですから・・・意外な感動を呼ぶような作品をお待ちしています。

　「自由課題」　　　　10位

　「それぞれ」　　　　　山口　克治（笠間）



どこから撮ったのか、登山休憩中の一団を真俯瞰で捉えた一枚です。
山小屋の二階からのようですが、一人一人が思い思いの休憩時間を送っているのがよく解ってなかなか面白いショットになりました。
地味な岩や土の上のカラフルな登山衣装や道具が色鮮やかです。

金賞

「燃える夏」　　　金賞

「燃える夏の夜空」　　　加倉井　克己（水戸）



水戸・千波湖畔の花火大会でのショットです。
真っ赤な花火が打ち上げられたところですが、手前の岸辺には見物する人々と湖畔の木々がシルエット状に広がっていて、右寄りの土手の街灯のグリーンの光が赤い花火をより綺麗に見せています。
カメラ位置、見物の人達、花火を上げている場所、それぞれの距離感が的確なレンズの選択によってスケールの大きな写真になりました。