5位

　「初冬の空気」　　　5位

「午後の寛ぎ」　　　加倉井　克巳（水戸）



新宿御苑の様です。
樹々の長い影が手前に伸びて、やや陽が傾いた午後の雰囲気が良く伝わって来ます。
向こうの広場には三々五々いくつものグループが寛いでいる様子が伺え、ここにはコロナを忘れた様な平和な日本が見えます。

6位

「初冬の空気」　　　6位

　「初氷」　　　　手口　勤（笠間）



何か水が張られていた器にモミジ一葉が落ち、初氷に閉じ込められた・・・そんな状況に見えます。
黒っぽい器の底に光が反射して透過し、紅葉の「赤」を実際以上に綺麗に見せています。
手口さんは、前月の「木枯し一番」に続いて、身近で素敵な作品を作りましたね〜！　
　お見事！

7位

　「初冬の空気」　　　7位

　「私の季節」　　福田　義康（笠間）



「いくら、もてはやされた紅葉だって落ちてしまえばもう常緑樹の季節よ！」と言わんばかりの松の木が一本頑張っています。
シンプルな素材をすっきりとしたフレーミングでユーモア混じりに表現しました。
面白い！

8位

　「初冬の空気」　　　8位

　「湖秋」　　　盛田　守（城里）



天候のせいか、何となく秋の寂しさを感じる色調に仕上がっていますが、全体には「とんだり」「つぶれたり」することなく柔らかな美しい調子に仕上がっていて、秋の湖畔の雰囲気がうまく表現されています。

9位

　「初冬の空気」　　　9位

　「久慈川を渡る水郡線」　　高和　純子（常陸太田）




気持ちの良い晴れた秋空の下、２両編成の水郡線が鉄橋を渡っています。
河原にはススキとセイタカアワダチソウが秋風に吹かれて、画面からは秋の涼やかな空気が感じられます。