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日本人に多い「人差し指」でスマホ操作は世界の少数派!?主流は「親指」…担当者に仮説を聞いてみた 230303

2023-03-03 21:51:00 | ¿ はて?さて?びっくり!

日本人に多い「人差し指」でスマホ操作は世界の少数派!?主流は「親指」…担当者に仮説を聞いてみた
 プライムオンライン編集部 より 230303


 あなたが40代以上ならスマホは「左手に持って、右手の人差し指で操作」しているのではないだろうか?実は、このような使い方が主流なのは日本だけで、世界では「親指」で操作する人が圧倒的に多いという研究結果が発表された。

【日本だけ独特?11カ国でスマホ操作の仕方の比較をみる
 インテージグループR&Dセンターは、日本全国から15歳~69歳の3万を超えるサンプルを分析し、さらに日本を含む11カ国でそれぞれ15~59才の男女500人ずつを調べ、スマホの操作の仕方を比較した。
 まず各国の利き手を調べたところ,いずれも右利きが多く,極端な違いは見られなかった。

 そして「スマホを持つ手」が左右どちらか調べると、今回調査した11カ国全てで年齢が上がるほど左手持ちが多くなる傾向が見られた。その中で日本は最も極端に40代から増える結果だった。
 また、国別で比較すると、日本・中国・韓国の東アジア3国では左手持ちが多いが、その他の国では右手持ちが多かった。

⚫︎スマホ操作は「親指」が世界のスタンダード
 では、スマホの操作には、どの指を使うのか?
調べてみると日本では「右手の人差し指」が32.6%でトップだったが、他の国はみな「左手の親指」が多い。次いで「右手の親指」を使う人も多く、世界では、スマホ操作は圧倒的に「親指派」が多いことが分かった。

「持つ手」と「使う指」の組み合わせを調べると、全世界的に多いのは「右手持ち・左手親指操作(20.8%)」、次いで「左手持ち・左手親指操作(15.5%)」「右手持ち・右手親指操作(14%)」となった。

 しかし日本だけでみると「右手持ち・左手親指操作」の人はわずか4.9%で、逆に世界ではそう多くない「左手持ち・右手人差し指操作」は25.6%もいた。

⚫︎コレが世界スタンダードの持ち方だ!
 日本で多い「右手の人差し指」を使う人からすれば、「右手持ち・左手親指操作」はイメージしにくいかもしれない。リリースによると、これは両手持ちに近い形で、左手は添える感じの持ち方だと紹介している。

 また世界で多い持ち方2位の「左手持ち・左手親指操作」、3位の「右手持ち・右手親指操作」のような、持ち手と同じ手の親指を使う場合は、完全に片手で操作していることが多いそうだ。

 日本人のスマホ操作を年代別に見ると、若年層は世界のスタンダードと同じ「右手持ち・右手親指操作」が多くなっている。
 リリースでは、なぜ日本の40代以上が「左手持ち・右手人差し指操作」なのか理由は「不明」としながら、「受話器を左手に持ち、右手でメモを取るというのが社会人の基本的なフォームであったから」ではないか、という仮説を立てている。

 とても興味深い調査だが、では逆に、海外で「右手持ち・左手親指操作」が多いことについての仮説はあるのか?そして、このような研究は、どんなことに役立てられるのか?
インテージ取締役執行役員で、この研究をまとめた長崎貴裕さんに聞いてみた。

――日本が特異なことがわかった今回の結果は想定内?
 観察などで、違いがありそうだということは分かっていましたが、それが何%なのかという定量的な把握は今回分かったことです。

――受話器を左手に右手でメモする社会人は、昔の海外では珍しかった?
 残念ながら知見はありません。過去の海外での受話器の持ち方には興味がありますが…。保存されている過去の画像をAIを使って解析するなどができれば良いなとは思ってます。

――「右手持ち・左手親指操作」が海外で多いことの仮説は?
 好まれるスマホのサイズや手の大きさなどの影響は考えられますが、確証はありません。

――この研究はどんな分野で役立てられる?
 スマートフォンの画面設計/使いやすいインターフェイスなどのUI/UXのヒントにはなると思います。例えばどこにボタンを配置すれば一番押しやすいとかですね。

――この研究は今後どうなる?
 個人的には、スマホの持ち方が何故年代別にこのような変化になるのか知りたい気持ちはあります。是非、皆さんの仮説をききたいです。

 担当者が語るように、どの指で操作するかでスマホの画面設計が変わってくることもあるかもしれない。

 ちなみにこの調査では、マーケティング・リサーチを行う会社として、スマホでのアンケート回答において「持ち手と操作による回答バイアス」が存在する可能性の確認という目的もあったという。

 特に親指での操作が押しにくさからバイアスを生むのではないかと仮説をたてていたそうだが、「右手でスマホを持って右手の親指で回答」した場合には右側の選択肢は選ばれにくく、「左手でスマホを持って左手の親指で回答」した場合には左側の選択肢は選ばれにくい傾向がみられたが、こちらの差異は微細だったと結論づけている。

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