聖徳太子の1400年忌法要、四天王寺で始まる 22年4月まで
毎日新聞 より 211018
聖徳太子(574~622)ゆかりの四天王寺(大阪市天王寺区)で18日、没後1400年の節目に遺徳をしのぶ「聖徳太子千四百年御聖忌(ごせいき)慶讃(けいさん)大法会」が始まった。
2022年4月22日の結願(けちがん)までおよそ半年にわたり、さまざまな宗派の本山から僧侶を招いての慶讃法要が続く。
四天王寺は聖徳太子が593年に建立した。
四天王寺は聖徳太子が593年に建立した。
午前10時前、僧侶の列が本坊を出発し、境内を練り歩いて太子をまつる聖霊院へ。
秘仏の「聖徳太子十六歳孝養像」を納めた厨子の扉が開かれ、加藤公俊管長が表白を読み上げて大法会の始まりを告げた。
また午後には、境内の太子像や仏像と結ばれた「結縁綱(けちえんづな)」を支えるため五重塔前など3カ所に設置された高さ5~7メートルの「結縁柱」に魂を込める「開眼法要」が営まれる。 【花澤茂人】
また午後には、境内の太子像や仏像と結ばれた「結縁綱(けちえんづな)」を支えるため五重塔前など3カ所に設置された高さ5~7メートルの「結縁柱」に魂を込める「開眼法要」が営まれる。 【花澤茂人】
※※※※※※※※※※※ Kyodo より 211018
聖徳太子(574~622年)が6世紀に創建したとされる大阪市天王寺区の四天王寺で18日、聖徳太子の千四百回忌の「御聖忌慶讃大法会」が始まった。
境内には約370mの五色の「結縁綱」が張り巡らされた。
大正時代の千三百回忌の節目でも、綱が巡らされたという。
結縁綱は聖霊院の「聖徳太子四十九歳摂政像」と「聖徳太子十六歳孝養像」の手に結び付けた五色の綱を、境内3カ所に立てられた高さ5~7mの柱を介し、五重塔や金堂の救世観世音菩薩像などとつなぐ。
結縁綱は聖霊院の「聖徳太子四十九歳摂政像」と「聖徳太子十六歳孝養像」の手に結び付けた五色の綱を、境内3カ所に立てられた高さ5~7mの柱を介し、五重塔や金堂の救世観世音菩薩像などとつなぐ。
柱に触れることで、綱を通じて聖徳太子と縁を結ぶことになる。紫色などのけさを身に着けた僧侶らが、柱の開眼法要をした。