goo何気無い日々が心地よい安寧

何気無い日々が続く様に。生きていく事の大変さがカナン。ある種空気の様な存在になりたいもの。

【カーボンニュートラル】海藻で発電出来るパネルとは 202207

2022-07-15 10:29:00 | 気になる モノ・コト

【カーボンニュートラル】海藻で発電出来るパネルとは
Ubergizmo US( 翻訳 Ubergizmo JP) より 220715


 ソーラーパネルは、自然の太陽エネルギーを収穫出来るため非常に人気がありますが、発電するだけでなく、二酸化炭素(CO2)を吸収する”海藻パネル”を導入したいと考えているスタートアップが存在します。

 信じられないようなアイデアに聞こえますが、そのプロセスはそれほど複雑ではありません。まずは、藻が入った水で満たされたパネルを用意します。次に、CO2ガスがその液体内に入ることで、太陽光を利用して光合成を行うことで藻が成長します。

 CO2は至るところにあるので、それによって二酸化炭素排出量を削減することが出来ます。理論的には、藻類はその重量の2倍のCO2を吸収することが可能です。

 太陽の光が多ければ多いほど、藻はより速く、そして大きく成長します。パネルがいっぱいになったら藻を部分的に取り除いてスペースを空けることで、またプロセスが再開されます。このようにして、CO2が吸収されます。

 電力は、熱伝達によって生成されます。太陽光に照らされることでパネルは熱を吸収し、水によって熱電発電機(熱を電気に変換する装置)に伝達されます。

 この技術は、Greenfluidicsというメキシコを拠点とするスタートアップによって発明されました。同社は、それを「Biopanel」と呼び、年間で1平方メートルあたり328KWhを発電することが可能だと説明しており、その数値は太陽光発電にも匹敵します。
 熱電発電機は通常、太陽光発電パネルよりも効率が低いため、これは驚くべきことです。
とは言うものの、このバイオマスを利用可能な電力に変換するには、別のプロセスと他の装置や施設が必要になると思われます。

 さらに、時々その内部の空間を作る必要があるので、この海藻パネルには定期的なメンテナンスが不可欠です。アイデアは非常に素晴らしいですが、一般消費者よりも産業用に適しているように感じます。

 おそらく、特定の種類の施設、特に建設当時からこのコンセプトを盛り込んだ建物であれば、それを上手く活用することが出来るでしょう。最後に、CO2削減は定量化が容易で、脱炭素社会の実現に役立ちそうです。

 この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 数学界の最高栄誉「フィール... | トップ | ビル・ゲイツが驚きの見通し... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿