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老化予防のカギとなる、秋から冬の変わり目の過ごし方  202111

2021-11-10 12:21:00 | 健康関連

老化予防のカギとなる、秋から冬の変わり目の過ごし方
 OZmall編集部 より 211110


 11月といえばまだまだ秋というイメージが強いけれど、11月7日に立冬を迎えていて、暦の上では秋から冬への変わり目のとき。
 実は、この時期の過ごし方が老化の進行を大きく左右するのだとか。老化を予防するためにはこの時期にどんなケアをするのがいいのか、ニホンドウ漢方ブティック薬日本堂 青山店の薬剤師・漢方相談員、岸直美さんに教えてもらおう。

【冬にしっかりとエネルギーを蓄えることが老化予防につながる】
自然界の植物や動物の活動は、季節ごとに変化をしている。
 例えば植物は、春になると芽が出て伸びていき、夏になるとさかんに光合成して多くのエネルギーを生み、秋になると活動が落ち着いて葉が枯れ落ち、冬になると種を土に落として春を待つ…というサイクルを繰り返す。
 岸さんによれば、東洋医学では人間の体も自然と同じように四季にあわせて変化すると考えられているという。

「春は植物が芽を出して伸びていくように,人間の体は心身が伸びやかに活動しはじめます。
  夏は活動がさかんになって最もエネルギッシュな状態になり、
   秋は植物の葉が枯れるのと同様に人間も皮膚や粘膜が乾燥しやすくなります。
 そして冬は、植物の種が地中で栄養を蓄えるように、人間の体も活動を低下させてエネルギーを体の内側に蓄えるようになるのです」岸さん

 冬の間に蓄えたエネルギーは,そのあとにくる春、夏、秋を健康に過ごすための土台となるため、冬にエネルギーを十分に蓄えることができないと季節の変化に体がついていけなくなり,不調を招いたり老化が進みやすくなるのだと,岸さん。
 特にこれからの時期に、耳鳴り,むくみ、頻尿、夜間尿、白髪などが現れてきたら,エネルギーの不足による老化のサイン。
 冬の始まりであるこの時期から体内のエネルギーを蓄えるように意識することが、不調予防と老化対策の大切なポイントなのだそう。

【エネルギーを蓄えるために見直したい生活習慣とは】
 体内のエネルギーを逃さないためにまず行いたいのは、“首がつく場所”をしっかり防寒すること。
 首元、手首、足首などの“首がつく場所”には、気(き=エネルギー)や血(けつ≒血液)の通り道である「経絡(けいらく)」が集まっているため、冷えてしまうと気や血の巡りが悪くなってエネルギーを蓄えにくくなってしまう。
 この時期から首元、手首、足首をしっかり覆う衣類を着るほか、42℃ぐらいのお湯で手湯や足湯をするのもおすすめ。

 また、エネルギーを蓄える場所である腰も冷やさないように注意して。腰回りをしっかりと防寒し、鍋やスープなどの温かい食事をよく取って体の内側からも温めよう。

 エネルギーを蓄えるためには睡眠を長めに取ることも大切で、特にこの時期からは“早寝遅起き”を意識してみて。

「立冬を過ぎると、寒さでエネルギーを消耗しやすくなります。できれば夜11時、遅くとも夜0時には寝て睡眠をしっかり取ることがエネルギーの回復につながります。ただし、太陽が昇る前に起きると体を冷やしてしまうため、これからの時期はあまり早起きはせず、朝日が昇ってから起きるようにしましょう」(岸さん)

そのほか、激しい運動や無理なダイエットなども、エネルギーの消耗につながるのだとか。暦の上で冬にあたる、立冬から節分までは控えめにしよう。


【老化予防】
 食事面では、この時期から黒い食材を積極的に取るようにしてみて。黒豆、黒米、黒ごま、黒砂糖、海藻類などの黒い食材は、エネルギーを蓄える助けとなり、老化対策にもなるのだそう。

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