LSD

InlineSkate and FC GIFU and Run

山岳遭難

2019年06月14日 | 日記
マッターホルンがラベルのワインを呑みながら、山のことを考えているところだが、昨日発表された平成30年の山岳遭難は、今回も過去最多の事故件数だった。
全国の件数は2661件、遭難者は3129人、死者・行方不明者342人
そして60歳以上の占める割合は、件数で50.5%、死者・行方不明者は71.9%という相変わらず高齢者の事故が多い結果であった。都道府県別では、長野の297がトップで岐阜県は61件。
岐阜県では10年前の9月11日、北アルプス ジャンダルムにおいて、救助活動中の若鮎IIが墜落し、航空隊員三人の尊い命が失われました。
危険を承知で、市民の安全や安心のために活動される消防、警察などの皆さんが、こういった事故で命を落とされるということが、二度と起きないことを祈るばかりです。
しかし、その後長野県そして昨年群馬県の防災ヘリの事故が起きてしまいました。
登山ブームは続き、毎年山岳遭難事故が増え続けています。
山で何かあればヘリが来る。山岳救助隊が来てくれる。携帯があれば何とかなる。
公共ヘリはお金がかからないから・・
そんな甘い気持ちで山に向かってないでしょうか。
遊びやスポーツの登山者を助けるために、命を亡くすことなどあってはならないのです。
登山届を提出しないなんてのは、論外なんです。
こういった、登山者の心得も含めた「山岳救助のあり方」の議論は、この10年で深まったのでしょうか?
少なくとも山岳遭難における公共ヘリの燃料費くらいは有料化が必要なのではないでしょうか?
私も細心の注意と準備で、山に向かいたいと思います。
先日、大先輩の登山家から言われました。「日程に合わせて登山をしてはいけない。天候に合わせて登山をするんだ。」
その通りだと思います。

警察庁発表
https://www.npa.go.jp/publications/statistics/safetylife/chiiki/H30sangakusounan_gaikyou.pdf
岐阜県防災ヘリ事故時の私の見解
https://ameblo.jp/gksr-k/entry-10918140898.html

#山岳遭難
#防災ヘリ事故

最新の画像もっと見る

コメントを投稿