東京マラソンまで一ヶ月を切りました。記録を狙って走るわけでもないので、気にしなければ良いのですが、そういうわけにもいかず、・・・練習不足に焦っています。でもどうしようもない。
公式ページに、招待選手名が発表されています。日本人男子は、北京オリンピック代表選手選考競技会となっていることから、有名どころの選手が昨年よりも多い感じで、10キロ過ぎ
から始まるすれ違いコースでの走りながらのレース観戦を楽しみにしています。
招待選手のほか、マラソンでは当然となっているペースメーカー5選手も発表になっています。マラソンにおいて、ペースメーカー導入までの経緯は知りませんが、選手同士牽制し合ってレース展開が遅くなってしまうことを避けるためにということが、大きな理由の一つだと思います。そして、見せるスポーツとしてのマラソンを面白くすると言う意図があると思います。ペースメーカーは賛否両論あろうかとは思いますが、もう常識としてとらえられているわけです。
それでは、他のスポーツではそういうのはあるのでしょうか・・・正直思いつきません。競輪のバイクでの前走はありますけど、そのほか自転車競技(ロード)などではあるんでしょうか・・・
そして、インラインではどうかなと・・いうことですが、誰が機関車やるかで、牽制し合う部分がありフルマラソンなどでは確かに記録アップにもつながります。見せるスポーツとして考えるならば、最初からある程度のスピードを維持させるということは、重要なことだと思います。
長良川フルマラソンを昨年は開催していないのですが、長良川のロードレースで実験してみたいものです・・・マラソンの時のように、最初は「ラビット」とでも呼びましょうか・・・
勢いでとりあえず、申込みしました。3000人は厳しい・・・かな
以下の申込み内容の通り、大会の仮受付を承りましたのでご確認ください。
本大会は抽選となりますので、当選発表までしばらくお待ちください。 当選された方にはRUNTES事務局より大会参加料の支払方法を
ご案内いたしますので、期限内での手続き完了をお願いいたします。
大会エントリーは当選後のご入金をもって完了となります。
入金がございません場合には、大会への出場は無効となります。
また、落選された方には、落選の通知を送付いたします。
当落通知の発送予定日は、大会ガイドを参照ください。
【申込内容】
大会名:とくしまマラソン
種目名:42.195km男子 一般(陸連未登録)18歳以上(高校不可)
開催日:2008年04月27日
申込者名:NIKE
【料金】
参加料:5000円
手数料:300円
その他の料金:0円
合計:5300円
※当選後にお支払いいただく料金となります。
みのかも日本昭和村ハーフマラソン大会が終了しました。会場は日本昭和村という昭和をテーマにした公園で、道の駅を併設しています。
この大会の売りは、岐阜・美濃加茂市内の里山をめぐるアップダウンの楽しいコースと、手作りの大会であるということです。コースの詳細はこちらを見ていただくとしまして、手作りの大会らしいものと言えば、写真の「かも丸鍋」です。鴨が入っているわけではなくて、美濃加茂市の加茂の意味で、地元産の里芋などが入った豚汁のサービスがあったり、ハーフでは珍しい充実したマッサージコーナーや、地元企業等から数多く寄せられた景品の抽選会などがあります。何よりボランティアの皆さんのお手伝いが多いのです・・・地元消防団や様々なサークルなどから応援があります。そして、もう一つの成功の理由は事務局を地元の美濃加茂商工会議所が担当し、市内の経済界がバックアップしていることにあります。そんなこともあってか、昨年3100のエントリーで今年も2900台のエントリーがありました。第一回は物珍しさで多いことは想定していましたが、今年のエントリーにはビックリしましたが、私が思うに、やはり手作り感が多くのランナーの皆さんに受け入れてもらえたということではないでしょうか。
大会は、開会式の準備運動(エアロビ)から盛り上がり、ハーフ、10キロ、5キロ、3キロ、2キロと、全ての市民ランナーが楽しめるクラス設定で大会が進みます。
今年の私の担当は、放送ブースの司会者のサポーターという業務でした。あまりの忙しさにほとんど写真も撮影出来なかったわけですが、多くのランナーの熱気に圧倒されました。
今年は、風が強くてランナーは大変だったと思いますが、まずまずのコンディションで楽しく走っていただけたと思います。運営には様々なトラブルもあり、私自身もミスをしたりで反省することがあったのですが、何より大きな怪我人が出なかったことが一番良かったと思います。
左の写真は、後かたづけが終了したスタート地点です。帰るときに撮影したものですが、終わってしまうと寂しい感じです・・たった二日間のお手伝いでもそう感じるわけですから、一年前から準備に携わった運営委員会の皆さんはもっと感慨深いものがあると思います。
以前も書きましたが、開会式会場のやまびこ学校は、私が小学校の時に通った宮小学校(旧:大野郡宮村、現:高山市 内)が移築され、当時のままに保存されています。そんなこともあって、この大会はこれからも応援し続けることになりそうです。
この先大会存続には、行政や地元からの支援が不可欠なわけですが、きっとクリアされ第3回は開催されると思います。
さて、3村物語ですが、このあと2月9日(日)に明治村(ウォーキング大会)、そして3月16日(日)に恵那市の大正村(大正村クロスカントリー)が開催されます。大正村クロカンは、ここのところずっと参加していまして、とても面白い大会なので、皆さん足馴らしにいかがでしょうか。
スポーツナビに、関東学生陸上競技連盟(学連)の青葉昌幸会長による今年の箱根駅伝の大会総括が掲載されていました。
結果論ではありますが、棄権した3大学については、棄権するなりのシグナルがあったということが書いてあります。
監督は鬼になってでも、選手起用は慎重になすべきであったということのようですが、学生という限られた期間での限られた大会ですから、当事者の立場になって考えるとなかなか難しいと言わざるを得ません。
早稲田のエースというか、この先の日本のエース竹澤選手も3区で区間賞を取りましたが、彼も怪我を抱えての参加であって、一歩間違えば結果はどうなっていたかわかりません。
日本シリーズで、完全試合直前の投手を交替させた落合監督の采配がありましたが、これはプロだからやれたことですし、押さえの切り札選手がいたからできたことで、プロだから多くの人に納得されたわけです。
現状の箱根駅伝では、実績のある選手を多少の不安から引っ込めて、力に差がある2番手の選手を起用してそれなりの順位を出しても監督は評価されないでしょうし、選手達もそれなりの評価をされるだけでしょう。・・・すべては結果論です・・そういう意味では、アマである大学駅伝がプロ化してしまっているといえます。(事実、テレビでの取り上げ方や観戦の仕方はアマというレベルではなくなっています。)
だから、この先も今年のような事態は起こってしまうと思います。各区間がほぼ20キロ以上という長い距離の駅伝は他にはないわけで、水分補給の回数を増やすなどの対策を取っても、あまり状況は変わらないと思います。
まぁ、一駅伝ファンとすれば、劇的な逆転があったりするわけで、・・・しかも、出身が地元の選手であったりするとついつい熱が入ってしまうわけです。
素人が生意気なことを言えませんけど、安全にやろうと思うなら、各区間の距離を短くするしかないと思います。
で、我々プロではない競技者が気を付けることは、不安があれば無理をしない、棄権する勇気を持つことではないでしょうか・・・
毎年、マラソン大会で死亡するランナーがいますが、普段より練習不足であったり、体調不良であったり、あるいは前日に深酒したりと、結果論で原因が判明するケースがあるようです。自分だけは大丈夫・・・これが一番危険です。
楽しむべきスポーツで死ぬなどということはあってはなりません。気を付けましょう・・・