大晦日、最後のジョグを一年振り返りながらしてきました。
まずはインラインスケート。インラインを始めて15年以上になりますが、今年も昨年のワーストを更新して、ほとんど乗ることができなかった
おそらく24時間丸一日すら乗っていないと思う・・・その分、ランニングに時間を使ったかというとそうでもなくて、つまり慢性的な運動不足に陥ってしまったということです。二年前に転勤して、時間的には土日にも仕事が入ったり、出張が多かったり、また通常でも残業だらけということで、時間が取れなくなってしまったわけです。・・・5月にソケイヘルニア(脱腸です)が見つかって、手術するまでと、術後の休養で3ヶ月間のロスがあったことも原因です。
ですが、世の中、忙しい人ほど仕事を始め、様々な活動をしっかりこなしているわけで・・・言い訳ですね。わかっているのですが、こう・・何というか元気が出ない。以前だったら12時まで残業していても、それからしっかり走っていたのですが、今年に限って言えば、家に帰るとその次の行動に移れなかったわけです。
そんな中でも、協会の大会の作業だけは、何とかやらなければということで頑張りました。ですが、今年は「この疲れ」の影響か、雨に祟られてしまいました。クリスタルのジュニア選手権&サンセット。そして極めつけはウルトラスケートのゲリラ豪雨。ウルトラの時は「ここまで降るか」というくらいの降りでした。
ただ、そんな中でも皆さんが真剣に競技してくれて、そして楽しく滑っていただけたことは救いでした・・・ウルトラ終了後は相当凹んでいたのですが、多くの皆さんから「来年も」というエールをいただきました。ウルトラは、私自身一番思い入れのある大会ですので、10回、20回と続いて、そして、250キロオーバーになるまで・・・が夢です。
クリスタルパークのサンセットとジュニア選手権は、雨で100mタイムトライアルが開催出来なかったことは残念でしたが、パシュートはその面白さを存分に見せてくれました。この先パシュートだけで一つの大会が開催出来ないかと・・・これも夢ですね。
そして、長良川カップは超快晴の元、開催することができました。協会が競技運営の主たる部分を担って2回目となったわけですが、大きな怪我をされた選手もなく、運営も何とか滞りなくできたのではと思っています。
この大会は岐阜市のバックアップで成り立っている大会で、以前から書いてますが、いつまでもこの体制を取っていただくことを前提に大会をやっていくわけにはいきません。ここに来て日本の各自治体の財政状況は相当厳しくなっていて、この5年くらいのうちに破綻するところも出てくると思われます。そんな状況ですから、今後この大会をどうしていくのか考えていく時期に来ているのでは思います。
「インラインスケーターが減っている」「長良に人がいない」・・よくそんなことを言っているスケーターがいますが、インラインスケートが本格的にスポーツとして日本に入ってきて、まだせいぜい30年です・・・実際はもっと短いわけです。そんなことを嘆くほど歴史はないと思うべきではないでしょうか。それよりも、それぞれのスケーターが「自分はどうスケートを楽しむの」ということをまずは大事にすべきです。その上で「スケーターが減った」と感じる人があれば、自分でスケートの楽しさをやっていない人に伝えて欲しいと思います。
来年もスケーターにとって素晴らしい年になることを願っています。