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2017大晦日

2017年12月31日 | 日記
2017大晦日
今年も季節感なく、365日が経過しようとしています。
今年を振り返ってみます。
まずは、仕事の方は今年も相変わらず日々様々なことに出会うことができて、忙しく一年を終えました。
とりわけ今年は、関わった2件の過労死問題について大きく動きがありました。一つ目は岐阜市職員であった伊藤哲さんの公務災害認定が名古屋高裁で確定したことです。伊藤さんが亡くなってから10年が経過しました。その間、過労死という出来事に対する周りの見方がようやく変わってきたという変化はあったものの、提訴したときは「どうなるんだろう」と私自身思っていました。
しかし、訴える焦点をパワハラ中心から業務の困難度や組織内での理不尽な対応等に変えていったことから、公務起因性が認められていったものです。その内容をピックアップする際には、立場や普段の活動の枠を超えたメンバーが集まり協議をしました。そして市議会議員も無所属から自民、民進、共産といった超党派のメンバーの議員の皆さんが加わっていただきました。このような取り組みは、本当に珍しいものです。今後、伊藤さんを中心に過労死問題・・とりわけ私としては過労死前の対応について何らかの取り組みをしていくことを考えているところです。
そして、郡上特別支援学校の過労死事案については、私自身、それを知ったのが公務災害認定された後の4月になってからでした。
そのこと自体問題であったわけですが、すぐに代理人弁護士を通じてご遺族とお会いしお話を伺いました。その後の対応については、協力をさせていただき、この12月28日にようやく第三者である弁護士による調査結果が教育委員会に提出されたのでした。
しかし、昨年も書きましたが、そういう結果が出ても、ご遺族にとって大事な方がいない大晦日には変わりがないのです。来年こそ、企業や自治体などにおいて本当の意味での過労死対策が進むことを願っています。
平成25年には、知事部局でも過労死事案があり、その後は様々なメンタルヘルスに対する対策を行っているのですが、とりわけ面談に力を入れてきました。
緊急に対応を求められる内容が多いことから、カウンセリングというものではなく
「相談」という形で今年は平均しますとほぼ毎日お一人は面談していたというような状況でした。
自分も10年以上この仕事をしておりますので、経験値として様々な対応はできるのですが、今年は後半になって、気持ちを受け止めすぎて私自身がやや体調を崩してしまったほどでした。
また、人間関係でも信頼していた人とのトラブルもあったりで、久しぶりに疲れたという年末になってしまったところです・・・
来年は、こういった様々なことがないような一年になってほしいものです。
つづく・・・
写真は神の山 位山です

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