ある娯楽施設にいった帰りの汽車で、乗車口から乗車後、それは起きた。
私が目の前にある席に座ろうとすると、別の乗車口から乗車してきた、予想もしない人が私の方に突進してきて、バスケットボールのブロックのようなしぐさで立ちはだかり、両手を広げ体を摺り寄せてくるのである。
それがどうみても75歳過ぎのオバサン。上着は中厚の登山ウエアを着ていた。
びっくりした私は、座る位置を50センチくらいずらさざるを得なくなった。
そのオバサンのブロックのお蔭でダンナさんは座れたようだった。
そのオバサンは、一緒にいた体の弱そうなダンナさんのためにバスケットボールのブロックみたいな攻撃的な仕草を私にしたことになる。
私の住む地域でそんな露骨な作法をした人に遭遇したことはない。その日は、かなり離れた地域のチームの試合だったこともあり、そのオバサンの出身地はおそらくそこであろうと推定した。
優先席があるのに、そこまでして座ろうとする卑しさ丸出しの根性は容認できるものではない。
その列車の車掌が、乗客トラブルで時間遅れで運行していると車内アナウンスしていたが、着席妨害は乗客トラブルの元である。
まして、バスケットボールのブロックみたいな手足総動員の体の動きは、すべきではない。
帰宅に際して嫌な思いをしたが、乗り換えた別の列車で、若い女性がお年寄りに声をかけ席を譲る場面を目撃し、少しホッとし帰宅したところである。
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