イギリス 嫌らしくも羨ましい国/菊地哲郎/講談社/2001
書評的にはまったく注目されていない本。著者は毎日新聞記者。新聞記者というと、世情的に信用されず、文章下手として扱われる時代であるが、著者の場合はいささか異なる。
東大卒、経済部記者ならではの視点で、普通ならあまり気づかないイギリス社会、イギリス人の深層心理面について、感想を述べている。
明らかに、著者は現地紙の翻訳文程度の記事しか書けない新聞記者とは異なる。後に毎日新聞主筆となった人物でもあり、ただ者ではないと思いつつ読まさせていただいた次第。
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