国家の盛衰 3000年の歴史に学ぶ/渡部昇一、本村凌二/祥伝社新書/2014
ローマ時代、スペイン・オランダの全盛時代、イギリス、アメリカ、中華人民共和国を参考に、国家の盛衰について、歴史家渡部昇一、西洋史歴史学者本村凌二が対談形式で語り、将来の日本に参考となりそうな事項をまとめた本。
本書では、覇権国家の条件として、軍事力のほかに経済力、国民の精神(美徳)を挙げている。
また、社会政策を間違わなければ、高い民度を失わなければ、エネルギー政策を間違わなければ、日本は衰退しないだろうと、予測している。
【目次】
序章 国家繁栄と覇権の条件/第1章 ローマー世界帝国の典型/第2章 スペイン、オランダー海上覇権と貿易/第3章 イギリスー工業技術による産業立国/第4章 アメリカー実験国家、人工国家の活力/第5章 中国ー覇権国家になりうるか/第6章 日本ーこれから歩むべき道
なお、渡部昇一の対談者は本村凌二については、本書の内容から察するに、信用して良さそうな歴史学者であろうと思われる。たぶん、渡部昇一は、将来を託す目的で、対談相手を選んでいるのかもしれない。
単著
『薄闇のローマ世界――嬰児遺棄と奴隷制』 (東京大学出版会、1993年)
『ポンペイ・グラフィティ――落書きに刻むローマ人の素顔』 (中公新書、1996年)
『ローマ人の愛と性』 (講談社現代新書、1999年) 改題 『愛欲のローマ史――変貌する社会の底流』 (講談社学術文庫、2014年)
『馬の世界史』 (講談社現代新書、2001年/中公文庫、2013年)
『優雅でみだらなポンペイ――古代ローマ人とグラフィティの世界』 (講談社、2004年) 改題 『古代ポンペイの日常生活』 (講談社学術文庫、2010年)
『多神教と一神教』 (岩波新書、2005年)
『興亡の世界史 4 地中海世界とローマ帝国』 (講談社、2007年)
『帝国を魅せる剣闘士――血と汗のローマ社会史』 (山川出版社、2011年)
『古代ローマとの対話 「歴史感」のすすめ』 (岩波現代文庫、2012年)
『ローマ人に学ぶ』(集英社新書、2012年)
『世界史の叡智 勇気、寛容、先見性の51人に学ぶ』(中公新書、2013年)
『世界史の叡智 悪役・名脇役篇 辣腕、無私、洞察力の51人に学ぶ』(中公新書、2014年)
『はじめて読む人のローマ史 1200年』(祥伝社新書、2014年)
共著
(桜井万里子)『世界の歴史 5 ギリシアとローマ』 (中央公論社、1997年/中公文庫、2010年)
(中村るい)『古代地中海世界の歴史』(放送大学教育振興会:NHK出版、2004年/ちくま学芸文庫、2012年)
(渡部昇一)『国家の盛衰―3000年の歴史に学ぶ』(祥伝社新書、2014年)
共編著
(伊藤貞夫)『西洋古代史研究入門』(東京大学出版会、1997年)
(義江彰夫・山内昌之)『歴史の文法』(東京大学出版会、1997年)
編著 『ラテン語碑文で楽しむ古代ローマ』 池口守・大清水裕・志内一興・高橋亮介・中川亜希共著(研究社、2011年)
編著 『ローマ帝国と地中海文明を歩く』 井上秀太郎・中西麻澄・池口守・樋脇博敏・渡辺耕共著(講談社、2013年)
訳書
キース・ホプキンズ『神々にあふれる世界――古代ローマ宗教史探訪』小堀馨子、中西恭子共訳(岩波書店、2003年)
ローマ時代、スペイン・オランダの全盛時代、イギリス、アメリカ、中華人民共和国を参考に、国家の盛衰について、歴史家渡部昇一、西洋史歴史学者本村凌二が対談形式で語り、将来の日本に参考となりそうな事項をまとめた本。
本書では、覇権国家の条件として、軍事力のほかに経済力、国民の精神(美徳)を挙げている。
また、社会政策を間違わなければ、高い民度を失わなければ、エネルギー政策を間違わなければ、日本は衰退しないだろうと、予測している。
【目次】
序章 国家繁栄と覇権の条件/第1章 ローマー世界帝国の典型/第2章 スペイン、オランダー海上覇権と貿易/第3章 イギリスー工業技術による産業立国/第4章 アメリカー実験国家、人工国家の活力/第5章 中国ー覇権国家になりうるか/第6章 日本ーこれから歩むべき道
なお、渡部昇一の対談者は本村凌二については、本書の内容から察するに、信用して良さそうな歴史学者であろうと思われる。たぶん、渡部昇一は、将来を託す目的で、対談相手を選んでいるのかもしれない。
単著
『薄闇のローマ世界――嬰児遺棄と奴隷制』 (東京大学出版会、1993年)
『ポンペイ・グラフィティ――落書きに刻むローマ人の素顔』 (中公新書、1996年)
『ローマ人の愛と性』 (講談社現代新書、1999年) 改題 『愛欲のローマ史――変貌する社会の底流』 (講談社学術文庫、2014年)
『馬の世界史』 (講談社現代新書、2001年/中公文庫、2013年)
『優雅でみだらなポンペイ――古代ローマ人とグラフィティの世界』 (講談社、2004年) 改題 『古代ポンペイの日常生活』 (講談社学術文庫、2010年)
『多神教と一神教』 (岩波新書、2005年)
『興亡の世界史 4 地中海世界とローマ帝国』 (講談社、2007年)
『帝国を魅せる剣闘士――血と汗のローマ社会史』 (山川出版社、2011年)
『古代ローマとの対話 「歴史感」のすすめ』 (岩波現代文庫、2012年)
『ローマ人に学ぶ』(集英社新書、2012年)
『世界史の叡智 勇気、寛容、先見性の51人に学ぶ』(中公新書、2013年)
『世界史の叡智 悪役・名脇役篇 辣腕、無私、洞察力の51人に学ぶ』(中公新書、2014年)
『はじめて読む人のローマ史 1200年』(祥伝社新書、2014年)
共著
(桜井万里子)『世界の歴史 5 ギリシアとローマ』 (中央公論社、1997年/中公文庫、2010年)
(中村るい)『古代地中海世界の歴史』(放送大学教育振興会:NHK出版、2004年/ちくま学芸文庫、2012年)
(渡部昇一)『国家の盛衰―3000年の歴史に学ぶ』(祥伝社新書、2014年)
共編著
(伊藤貞夫)『西洋古代史研究入門』(東京大学出版会、1997年)
(義江彰夫・山内昌之)『歴史の文法』(東京大学出版会、1997年)
編著 『ラテン語碑文で楽しむ古代ローマ』 池口守・大清水裕・志内一興・高橋亮介・中川亜希共著(研究社、2011年)
編著 『ローマ帝国と地中海文明を歩く』 井上秀太郎・中西麻澄・池口守・樋脇博敏・渡辺耕共著(講談社、2013年)
訳書
キース・ホプキンズ『神々にあふれる世界――古代ローマ宗教史探訪』小堀馨子、中西恭子共訳(岩波書店、2003年)
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