閑雲孤鶴の日々  - Fire生活者の呟き -

Fire生活経験談のほか、世相世情 💹📆、知的生産技術💻📱、書評📒について、書き綴ります。⏳

認知症対策としての回想法について

2018年01月20日 | 生活習慣

郷土史をそれぞれのペースで学ぶことを通じた認知症対策のようです。


北名古屋市の回想法

http://www.city.kitanagoya.lg.jp/fukushi/3000067.php

回想法とは?

 アメリカの医師ロバート・バトラー(1963)によって提唱され、昔懐かしい生活用具などを用いて、かつて自分が経験したことを楽しみながら皆で語り合うことによって、 脳を活性化させ、気持ち(心)を元気にする心理・社会的アプローチが回想法です。
  回想法は、対人交流や情緒の活性化、高齢者のQOL(生活の質)向上などに効果があるといわれています。
  

地域回想法とは?

 回想法は、既にわが国でも臨床に応用されたり、施設で取り入れられたりしていますが、北名古屋市では、回想法を日本で初めて地域の中に取り入れ「地域回想法」として介護予防、認知症予防や地域づくりを目的に「思い出ふれあい事業」として実施しています。保健福祉の地域ケアに 位置付けて実施しています。

 

http://www.city.kitanagoya.lg.jp/fukushi/3000077.php

(1)回想法の効果
 回想法は、主に次のような効果を生むとされています。

個人・個人内面の効果
自我の形成、自尊感情の高まり、自分自身を快適にするなど
 社会的・対外世界への効果
対人関係の進展、生活の活性化、環境への適応
 また、認知症高齢者への療法的回想法の効果については、表情が豊かになる、 情緒が安定する、意欲が出て問題行動の軽減につながると言わ れています。
 さらに、回想法に従事している指導職員の変化、家族介護者の介護負担軽減も図ることができ、医療費や介護保険給付費の軽減などへと相乗効果を生むことも期待できます。 この回想法事業により、高齢者のQOL(生活の質)が向上し、介護予防へとつながれば、事業を実施する意義はとても大きいものと考えます。

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