ネット社会の普及で急速に注目されることになった知的生産技術の一つである。
たとえば、これは面白い、と思える原稿が見つかったとしよう。
すると、それをなんとしても再活用したい動機を持つ人が、右クリックコピペ作業で簡単に、テキスト文書として全文入手できる時代となったのだ。
以下に一つの例を提示する。
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コピペ改悪が特徴の盗作家、ねずきちをほめる中山成彬w
http://kinpy.livedoor.biz/archives/51917841.html
パクリ事件に思う
http://blog.livedoor.jp/t6699/archives/30899345.html
ねずきちくんのねずきち的こころ
http://blog.livedoor.jp/hirakegomatamago/archives/25601355.html
小保方騒動で露呈したねずきち氏の朝鮮振る舞い
http://d.hatena.ne.jp/marutetu8107/20140420/1398000743
ねずきち会長の正体
http://www.freeml.com/bl/8887299/25978/
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ここで紹介した人は、リライト技術がうまそうなのだ。
リライトして、リライトして、純粋な人を涙させるような話に書き替えるのが、とにかくうまいのだ。
経緯を調べてみると、ブログ活動をやって、信者をつくって、団体を作った。一時、話題の人になったが、自らが主宰するイベント等で、金の問題が表面化し、それが原因でゴタゴタが起き、元の信者(支部長)が大量離散し、今や、一部の政治家、愛好家が支持するだけになった。
結局、元に戻っただけのことなのである。
不思議なのは、内容的に歴史ブログなのに、なぜか政治ブログで登録していることだ。
実は、ここで紹介した方以外の入門書的歴史書もリライトものだらけである。
戦争史ノンフィクションに係わるものも、小説家崩れのゴーストライターによるものだらけであったが、他人が書いた素晴らしい原作を、リライトものは越えることはできないことくらいは、本物と偽物の区別がついている方、アンテイークの掛け軸や絵画に詳しい方なら常識である。
つまり、リライト技術とは、本物と偽物の区別がつかない、純真な方には、絶大な効果を発揮するスキルなのである。
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