朝鮮開国と日清戦争 アメリカはなぜ日本を支持し、朝鮮を見限ったか/渡辺惣樹/草思社/2014
著者はアメリカの視点から朝鮮開国と日清戦争を論じようとしている。
その結果、日清・日露戦争とも朝鮮の独立にこだわった日本が、戦争をする羽目になったとしている。
本書では、最終的に韓国が併合されたのは、朝鮮自らが独立国であることを自覚せず、自ら独立国である義務を履行しなかった結果であり、当時のアメリカは、日本と同様、朝鮮を独立国として扱おうとしたが、最終的に匙を投げ、日本による併合に、賛同したことを史料によって示した。
ただ、本書は、テンポ良く書かれていない。
何か消化不良な印象がある。
視点は素晴らしいのだが。
なお、当時の欧米列強は、朝鮮と係わることを清国との戦争になると考えた結果、朝鮮を独立国とみなさなかったそうである。
そういう経緯を知ると、両陣営に対し二股外交を繰り返す韓国が独立国としてみなされなくなる日は近いのではないかと、読後感として思えてならないのである。
著者はアメリカの視点から朝鮮開国と日清戦争を論じようとしている。
その結果、日清・日露戦争とも朝鮮の独立にこだわった日本が、戦争をする羽目になったとしている。
本書では、最終的に韓国が併合されたのは、朝鮮自らが独立国であることを自覚せず、自ら独立国である義務を履行しなかった結果であり、当時のアメリカは、日本と同様、朝鮮を独立国として扱おうとしたが、最終的に匙を投げ、日本による併合に、賛同したことを史料によって示した。
ただ、本書は、テンポ良く書かれていない。
何か消化不良な印象がある。
視点は素晴らしいのだが。
なお、当時の欧米列強は、朝鮮と係わることを清国との戦争になると考えた結果、朝鮮を独立国とみなさなかったそうである。
そういう経緯を知ると、両陣営に対し二股外交を繰り返す韓国が独立国としてみなされなくなる日は近いのではないかと、読後感として思えてならないのである。
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