言論界では、ビジネス保守屋が存在しているそうである。
かつて、言論界全体が左翼の巣窟であった関係で、テレビ出演の時だけ、ビジネス保守屋を演じるのである。そして、それは金になるようである。
一時期、小林某が、その種の本を多数出したのは、そういうことなのだろう。
最近は、ケント・ギルなんとかいう人が、真正保守みたいな主張をする機会が増えているが、私は、マトモに評価する気になれない。アメリカ人なら、GHQ占領期間中の数々の悪事について、直視すべきであろうと思っているからだ。ケント・ギルなんとかという人は、過去のアメリカの悪事に触れない様、日本人を誘導するための工作員なのだろう。
一方で、今日本にとって大切なことは何か、首相にモノ申すみたいな原稿を数多く、原稿料と引きかえに書かれる、有名な女性の方がいるが、そこには観念的な言葉しか見当たらない。具体政策に係わる文字がないのである。
また、ブログで、自分の講演料の目安は○○円ですと、馬鹿正直に表示される方がいる。正直過ぎて吐き気がするくらいである。
そして、ここで取り上げた言論人、特徴的な方ばかりだが、共通していることがある。あれだけ、読者に政治や得意分野に精通していることを装っているのに、決して政治家に陳情しようとしない、陳情した形跡がないのである。
私は、言論人全体を否定しているつもりはない。が、こういう浅ましい、行動が伴わない言論人にはなりたくない、と思っている。
ただ、どういう手法を以て行動したか、については、ここで書くつもりはない。
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