日本海軍海上航空戦史 機動部隊/淵田美津雄、奥宮正武/朝日ソノラマ/1973
ミッドウエー海戦以降の航空戦史について、海軍軍人の視点から述べられた本。
著者は、2つの条件が満たされれば、ミッドウエー海戦以降も反攻が可能だったとしている。
一つは、航空母艦の現地での復旧・修繕能力
もう一つは、陸軍航空機の展開。
戦争当時、陸軍は、海軍とほぼ同数の航空機を保有、運用していたとされる。
ところが、陸軍は、島嶼戦に際して、基地航空隊の配備を認めなかったそうである。
確かに、協力しなかった陸軍の姿勢は問題である。しかし、戦争は海軍が勝手に始めてしまったのである。
そして、アメリカ国民を怒らせ、ミッドウエー海戦の敗北で戦争の早期終結の芽を山本五十六は摘んでしまったのである。
その山本五十六は、真珠湾攻撃では柱島、ミッドウエー海戦では遠く離れた戦艦大和で優雅に将棋を指していたそうである。
その山本五十六は、真珠湾攻撃、ミッドウエー海戦とも、自ら立案し、その実施に強くこだわったそうである。
ならば、真珠湾攻撃の際、どうして、真っ先に、造船ドックと油タンクを攻撃しなかったのか?
こんな憶病で、戦略眼なき、司令長官が勝手に始めた戦争のせいで、多くの命が失われたことだけは、語り継がれるべきだろう。
すなわち、真の永久戦犯は山本五十六その人であろう。
ミッドウエー海戦以降の航空戦史について、海軍軍人の視点から述べられた本。
著者は、2つの条件が満たされれば、ミッドウエー海戦以降も反攻が可能だったとしている。
一つは、航空母艦の現地での復旧・修繕能力
もう一つは、陸軍航空機の展開。
戦争当時、陸軍は、海軍とほぼ同数の航空機を保有、運用していたとされる。
ところが、陸軍は、島嶼戦に際して、基地航空隊の配備を認めなかったそうである。
確かに、協力しなかった陸軍の姿勢は問題である。しかし、戦争は海軍が勝手に始めてしまったのである。
そして、アメリカ国民を怒らせ、ミッドウエー海戦の敗北で戦争の早期終結の芽を山本五十六は摘んでしまったのである。
その山本五十六は、真珠湾攻撃では柱島、ミッドウエー海戦では遠く離れた戦艦大和で優雅に将棋を指していたそうである。
その山本五十六は、真珠湾攻撃、ミッドウエー海戦とも、自ら立案し、その実施に強くこだわったそうである。
ならば、真珠湾攻撃の際、どうして、真っ先に、造船ドックと油タンクを攻撃しなかったのか?
こんな憶病で、戦略眼なき、司令長官が勝手に始めた戦争のせいで、多くの命が失われたことだけは、語り継がれるべきだろう。
すなわち、真の永久戦犯は山本五十六その人であろう。
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