残留日本兵の真実 インドネシア独立戦争を戦った男たちの記録/林英一/作品社/2007
南富良野町に1919年に生まれ、徴兵され、インドネシアで終戦を迎え、その後インドネシア独立戦争に参加、その後はインドネシア人と結婚、永住した、小野盛という元日本兵を通じて、得られた情報をまとめた、人物伝みたいな本。
一人の元日本兵が、戦後も必死に生きる姿に共感を覚える人は多いだろう。
終戦後、現地に残り、独立戦争に参加された元日本兵についての一次史料は、不足しており、歴史書にもあまり書かれることはないのであるが、この種の本があることで、大東亜戦争の目的がアジア解放戦争の一面を持っていたことの証左となるであろうし、著者が学生時代からこの種の埋もれた題材の研究を始めている関係で、戦史から取り残されたこの分野の第一任者となられんことを期待したい。
南富良野町に1919年に生まれ、徴兵され、インドネシアで終戦を迎え、その後インドネシア独立戦争に参加、その後はインドネシア人と結婚、永住した、小野盛という元日本兵を通じて、得られた情報をまとめた、人物伝みたいな本。
一人の元日本兵が、戦後も必死に生きる姿に共感を覚える人は多いだろう。
終戦後、現地に残り、独立戦争に参加された元日本兵についての一次史料は、不足しており、歴史書にもあまり書かれることはないのであるが、この種の本があることで、大東亜戦争の目的がアジア解放戦争の一面を持っていたことの証左となるであろうし、著者が学生時代からこの種の埋もれた題材の研究を始めている関係で、戦史から取り残されたこの分野の第一任者となられんことを期待したい。
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