とある靴売り場で、ある老人と話をした。互いに、気に入った靴を説明したあと、その老人は私にこう言った。
私は、あと5年しか登山ができないだろう。この靴は人生最期の登山靴になるかもしれない。
実は、私も、同じ思いだった。何足か持っているが、この靴がたぶん最後の登山靴になるだろうと、答えた、同時にある縦走路で、昨年夏75歳の老人に出合った話をした。
その老人は、まだ60歳台に見えたのだが、どうやらそうではないようだった。
年をとるということは、こういう買い物に際し、自分の人生に踏ん切りをつけるということなのかもしれない。
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