各社から国語辞典が出ている。
国語辞典との出会いは、普通は中学入学時。ところが学校は、国語辞典として最も機能低下した岩波を推奨する。そこから間違いが始まる。最初に使った辞書のせいで辞書嫌いとなるのである。図書館に標準的に広辞苑を配本するのも間違い。広辞苑、岩波の国語辞典は、言い回しが難しい抽象用語、たとえば、誇り、品格、品位、人格、プライド、言い訳、侘び、寂びなどの説明が、他社のものよりは見劣りがする。
かつては、読める国語辞典として新明解国語辞典があったが、今は学研などからも優れた国語辞典が出ている。先生の薦めなど鵜呑みにせず、各社読み比べ、自身の価値観に合う辞書を選びたいものである。
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