閑雲孤鶴の日々  - Fire生活者の呟き -

Fire生活経験談のほか、世相世情 💹📆、知的生産技術💻📱、書評📒について、書き綴ります。⏳

言論作法の問題

2021年03月14日 | 言論人、政治家、専門家、マスコミ

こんなこと言いたくはないのだが、酒を飲みつつ政治動画配信される言論人がいる。動画登録者数は言論界トップクラス。

一方で、忙しい時間の合間を縫って、保守層向けに動画配信される政治家が少なくとも三人おられる。


【中国共産党】臓器収奪について 山田宏
https://www.youtube.com/watch?v=_CbJAU2MQEs

【台湾・尖閣が危ない!】中国から守れ!台湾有事について  佐藤正久
https://www.youtube.com/watch?v=29hen93d3dg

【ぼくらの国会・第122回】ニュースの尻尾「日米豪印戦略対話 ・クアッド(Quad)の行方」青山繁晴
https://www.youtube.com/watch?v=1l5ew-aUykI


忙しい合間での動画撮影であり、かつ国会議員ということで、内容ない動画では選挙の時の得票数に影響する。正装・ネクタイ着用した、緊張感ある動画が多い。

 

それと比較すると、酒を飲みつつ動画配信される方はどうか。服装は気まま。いろんなテーマで語っている。内容的に今一つ、深堀が足りない気がする。スクープ的な情報源はあるようだ。が、いつもいつも宴会モードなので、聞き手において緊張感がなくなる。達成すべき政治目標を掲げているのかという疑問を私は持つに至った。

対照的に、水間政憲の動画は、達成すべき政治目標を示している。論理的飛躍がない訳でないが、主張に違和感はない。

 

宴会モードで動画配信している方は、酒を飲んで動画配信すべきではないとの視聴者の指摘に対し、そういう批判的な方は、動画を見なくて結構ですと言い放ったことがある。

政治家が公私とも多忙を極め、喫緊のテーマで裏付け情報を示しつつ緊張感ある情報配信し続ける中、言論人は政治家に判断と決断を求めるオピニオンリーダー的存在であるはずだが、そのオピニオンリーダーが宴会モードであることは、言論人の平和ボケ現象と書いたら書き過ぎであろうか。

単なる暇潰し、娯楽モードでの動画でしかないのなら、言論人としての言論価値はあると言えるのか。

政治的に重大なことは、酒を飲みつつ宴会モードで語られるべきなのか。特に、自衛隊員、海上保安庁職員の殉死の可能性がある尖閣事案について、酒を飲みつつ語るのは、政治的にどういう意味なのか(日本における災害発生を喜ぶ近隣諸国の人がいる事実を指す)、説明するまでもないことである。


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