民業化が進む、幼稚園、保育園業界において、異常なまでに理想論を語り、従業員に対してはモラルを説かれる、経営者がおられる。
企業理念的には宗教法人レベル。
実態はどうか。
社内に技術者がおらず、営繕担当がいない。補助金工事なのに、現場立会い、引渡し検査も碌にしない。設備工事も同様。
住民説明は、要望だけ聞いて、後は無しのつぶて。
その結果、騒音公害が発生した。
しかし、その経営者は対応を元請けに丸投げ。一枚の書類も出さない。対策はいつまで経っても完全解決に至らないものだらけ。工事しても現場立会うとしない。
これが、理想やモラルを語り続けた企業の対応実態である。
民間企業なので、経営上営利追求することはわからないでもない。
しかし、地域社会に多大な迷惑と負担を与えておいて、理想やモラルを語る神経が信じられない。このような企業は、近い将来、業界日本一になった不正だらけの自動車修理業と同じ運命を辿るような気がする。
ちなみに、この施設、見学者だけは多いようだが、開園して数年経過するが未だ定員未達だそうだ。地域社会を欺いたことを父兄が知り、対応した結果であろう。
地域社会というものは、普段声を出して発言することはしないが、理想やモラルを語る経営者の(悪しき)実態は自然に共有化する性格のものなのである。
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