テレビで何度も報道されていましたが、中国人の知的財産権に対する認識の低さと言うか、無さには本当に驚くばかりですね・・!
DVDやCDの海賊版や、有名ブランド品の偽物造りには昔から有名でしたが、北京にある国営の北京石景山游来園では、ディズニーのキャラクターやアミューズメントを無断で堂々と真似ています・・。
国営の遊園地でさえ、著作権の侵害を平気で行っている訳ですから、中国の国民は当然のように、著作権だとか、知的財産権を全く理解しようとはしません・・。
子ども連れで北京のアミューズメント・パーク(北京石景山游来園)を訪れていた31歳の女性への著作権侵害に対してのインタヴューの反応は次の通り・・。
「どうしてそんなに大問題になるのか分からない・・? 他のところも、こうしたキャラクターを使えるべきなのではないかしら」
これが著作権に対する中国の人々の典型的な反応だそうな・・!
ワタクシは中国には行ったことがないので、実感は無いんだけれど、実は十数年前に行った台湾で、ブランドの偽物造りにワタクシがちょこっと貢献してしまったことを思い出してしまいました・・。w
ワタクシの先輩の例のI本氏が、台湾の現場に駐在している時の話なんですが、I本氏が出入りしていた偽ブランド品を扱っている店が台北の林森北路にありました・・。
(レベルの低い偽物屋・・。w)
I本氏は、ハンティングワールドの偽物の財布を自分で使ったり、又土産品としても何度も買っていたようで、店主のオバサンととても仲が良かったのでございます・・。w
ワタクシはその頃、“歩くハンティングワールド”と言われるぐらいのHWマニアだったのでございます・・。😅
そんな訳で、ワタクシが台北に出張した時、HWのポロシャツを着て、HWのセカンドバッグを持っていましたので、I本氏は偽物ブランド屋のオバサンにゴマをすって、自分が買う時はもっと安くしてもらおうとか、可愛い女の子を紹介してもらおうとか、もう下心はミエミエで、ワタクシを店に連れて行ったのでございます・・。w
普通の客なら、絶対に入れてもらえないはずの、お店の隠し部屋である屋根裏部屋へ案内されました・・!
その部屋には、大量の偽ヴィトンの製品や、HWのカバンが隠されておりました・・。😱
買う方も偽物と知って買うワケですから、作りもいい加減だし、どう見ても高級品には見えない安物でございます・・。
今まで、バッグ類の偽物作りに精を出していたのですが、私が着ていたHWのポロシャツを見て、オバサンはHWのポロシャツの偽物を作ろうと考えたようでございます・・。w
胸に付くHWの刺繍はどうやら知っているらしいのですが、シャツの襟の裏側に着いているメーカーのタグが本物はどうなっているのか、知りたいらしいのでございます・・。
そこでオバサンはワタクシに何度も頭を下げて、そのタグをくれっていうのでございます・・。(偽物のサンプルにするらしい・・。w)
ニヤニヤしながらI本氏までが、
「ムネオよ~、どうせ見えねぇんだからさ、あげちゃえよ・・。」
ってことがありまして、ワタクシは襟の内側に付いているタグを切り取って、台湾のオバサンにあげちゃったのでございます・・。w
どっかの秘密工場で、ワタクシがあげたHWのタグを見ながら、偽モノのHWのポロシャツが作られたはずでございます・・。w
まぁ、偽物と分かっていて安いから買う客は良いのですが、実はロレックスの時計なんかを香港や台湾で買う場合は、信用のあるお店で買わないと、偽物を掴まされることがあるそうです・・。
例えば、30万円程度の本物のステンレス製のロレックスを、分解して金メッキを施して、18Kの金無垢のロレックスとして売るんです・・。
デパートで買えば300万円ぐらいするとすれば、これを150万円位で売れば買う客がいる訳ですよね・・。
18Kのロレックスを半値で買ったぁ~!って・・。w
ところが、正に本物のロレックスではあるけれど、実は30万円程度のステンレス製の時計だったりして・・。w
兎に角、偽物作りって言うか、著作権を勝手にパクルことに、罪悪感なんか全く感じない中国人が多いってことでございます・・。w
参考に、関連記事があったので勝手にコピーします・・。w
中国では社会的にも法的にも著作権保護に対する態度が「寛容」で、模倣品製造は経済の主要産業とまでなっている。米議会の諮問委員会は、中国政府自身の調査データを引用し、中国の生産品のうち全体の15~20%がこうした模倣製品だと指摘する。
北京では、模倣品批判をしようとすればきりがなく、朝から晩までコピーづくめで過ごすことなど簡単だ。ディズニーランドに似せた遊園地で午前中を過ごし、昼食にはケンタッキーフライドチキン(KFC)の類似品、午後には海外ファッション・ブランドのコピーをショッピング、夜はいまだ米国では映画館で上映中のハリウッド・ムービーを海賊版DVDで鑑賞できる…。