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鳥をよく観察しなさい Ⅱ ~聖書

2021年05月29日 | 日記

「鳥をよく観察しなさい」Ⅱ


鳥​の​こと​を​述べ​た​言葉​の​中​で​も​特に​麗しい​の​は,イエス​・​キリスト​の​言葉​です。マタイ 6​章​26​節​に​は,こう​記さ​れ​て​い​ます。
「天​の​鳥​を​よく​観察​し​なさい。種​を​まい​たり,刈り取っ​たり,倉​に​集め入れ​たり​は​し​ませ​ん。それでも,あなた方​の​天​の​父​は​これ​を​養っ​て​おら​れ​ます。あなた方​は​それら​より​価値​の​ある​もの​で​は​あり​ませ​ん​か」。

イエス​に​従う​人​たち​は,心​を​打つ​その​例え​を​思い起こせ​ば,自分​が​神​に​とっ​て​貴重​な​存在​で​あり,生き​て​ゆく​の​に​必要​な​物​を​心配​し​なく​て​も​よい,と​いう​こと​を​確信​でき​ます。
「それで,心配して,『何を食べるのか』,『何を飲むのか』,『何を着るのか』などと言ってはなりません。これら全ては異国の人々が必死に求めているものです。天の父は,あなたたちがこうしたもの全てを必要としていることを知っています。ですから,王国と神から見て正しいこととをいつも第一にしなさい。そうすれば,こうしたほかのもの全ても,あなたたちに与えられます」。
(マタイ 6:31~33)

今日,バードウォッチング​は,人気​の​ある​レクリエーション​の​一つ​です。確か​に,良い​気晴らし​に​なり​ます。わたしたち​は,鳥​の​しぐさ,美しさ,求愛​行動,鳴き声​など​に​感銘​を​受ける​から​です。
それ​だけ​で​なく,観察​し​ながら​よく​考える​人​は,人生​に​関する​貴重​な​教訓​を​得る​こと​も​でき​ます。どうぞ「鳥​を​よく​観察」し​て​ください。


野鳥​を​庭​に​誘い​たい​と​思い​ます​か

野鳥​は​以下​の​よう​な​もの​を​探し​て​い​ます。

休み場 木々​や​茂み​は,鳥​が​安全​に​休ん​で​羽繕い​を​する​場所​と​なり​ます。

食べ物 高木​や​低木,とりわけ​自然​の​木々​は,食べ物​を​供給​し​ます。えさ箱​も,鳥​を​誘う​もの​と​なり​ます。

水 鳥​は​定期​的​に​水​を​飲み​ます。また,水浴び​を​好む​鳥​も​少なく​あり​ませ​ん。

巣​を​作る​場所 高木​や​低木​が​あれ​ば,また​適当​な​巣箱​を​木​に​取り付け​て​おけ​ば,森林​の​鳥​を​誘え​ます。

 

 

*画像は無料フリー素材~

          

 


鳥をよく観察しなさい~聖書

2021年05月29日 | 日記

「鳥をよく観察しなさい」


鳥​は​どこ​に​で​も​生息​し​て​おり,とても​観察​し​やすい​動物​です。
しかも,その​形​や​色,鳴き声​や​しぐさ​や​習性​が​多種​多様​な​の​で,余暇​に​バードウォッチング​を​すれ​ば,楽しく​て​報い​の​多い​ひととき​を​過ごせ​ます。

もしか​し​たら​台所​の​窓​から,鳥​の​毎日​の​行動​を​観察​できる​か​も​しれ​ませ​ん。クロウタドリ​が​土​の​中​の​虫​を​ついばん​で​い​たり,タイランチョウ​が​昆虫​を​捕まえ​て​い​たり,
ハト​が​求愛​し​て​いたり,ツバメ​が​せっせ​と​巣作り​に​励ん​で​い​たり,ヒワ​が​おなか​を​すか​せ​た​ひな​たち​に​餌​を​運ん​だり​し​て​いる​こと​でしょ​う。

印象​的​な​鳥​も​い​ます。空中​を​パトロール​し​て​いる​時​の,ワシ​や​ハヤブサ​や​タカ​など​です。また,ある​鳥​を​見​て​い​て,笑っ​て​しまう​時​も​あり​ます。
スズメ​が​小さな​食べ物​を​めぐっ​て​小競り合い​を​し​て​い​たり,雄​の​ハト​が​胸​を​膨らませ​て​無​関心​な​様子​の​雌​の​気​を​引こ​う​と​し​て​いたり,
灰色​と​薄い​ピンク​色​の​モモイロインコ​の​群れ​が​わめき声​を​上げ​ながら​電線​に​止まっ​て​い​て,揺れる​と​バランス​を​崩し,逆さま​に​ぶら下がる​もの​も​い​たり​し​ます。
また,上空​を​渡っ​て​行く​コウノトリ​や​ツル​あるいは​ガン​の​一群​を​目​に​する​と,感動​する​こと​でしょ​う。その​よう​な​渡り​は,実際,幾千​年​も​の​昔​ から​観察​さ​れ​て​き​まし​た。
それ​を​見る​人​は,長​距離​を​非常​に​正確​に​飛行​する​鳥​の​能力​に​畏敬​の​念​を​覚える​もの​です。事実,鳥​を​創造​し​た​神​ご自身,「天​の​こうのとり​さえ ― その​定め​られ​た​時​を​よく​知っ​て​いる。
やまばと,あまつばめ,ブルブル ― それら​も​各々​自分​の​やっ​て​来る​時​を​よく​守る」と​述べ​られ​まし​た。
「空を飛ぶコウノトリでさえ,季節を知っている。ヤマバト,アマツバメ,ツグミ(ブルブル)も,渡りの時を守る。しかし,私の民は神(エホバ,ヤハウェ)が裁く時を理解していない」。
(エレミヤ 8:7)

 

聖書​時代​の​野鳥
聖書​に​は,鳥​に​言及​し​て​いる​箇所​が​たくさん​あり,多く​の​場合​そこ​に​は,貴重​な​教訓​が​含ま​れ​て​い​ます。
例えば,ダチョウ​と​その​信じ​られ​ない​よう​な​足​の​速さ​に​関し​て,神​は​ヨブ​と​いう​男性​に,「これ​は​高い​所​で​羽ばたく​時,馬​と​その​乗り手​を​あざ笑う」と​述べ​まし​た。 
「ダチョウは翼を楽しげに羽ばたかせる。しかし,その翼はコウノトリの羽や羽毛にかなうだろうか」。
(ヨブ 39:13)
「とはいえ,ダチョウは羽ばたいて走り,馬と乗り手をあざ笑う」。
(ヨブ 39:18)

さらに,「はやぶさ​が​舞い上がる​の​は,あなた​の​理解​力​に​よる​の​か。……あるいは,鷲​が​高く​飛び上がる​の​は,あなた​の​命令​に​よる​の​か」と​問いかけ​まし​た。
「ハヤブサが舞い上がり,南に向かって翼を広げるのは,あなたの理解力によるのか。ワシが飛び立ち,高い所に巣を作るのは,あなたの命令によるのか」。
(ヨブ 39:26,27)

教訓​は,鳥​は​その​離れ業​を​人間​の​助け​など​借り​ず​に​やってのける​の​で​あり,そう​し​た​能力​は​人間​の​知恵​で​は​なく​神​の​知恵​を​証明​する​もの​で​ある,と​いう​こと​です。

ソロモン​王​は​詩​の​一部​に,春​の​訪れ​を​告げる「やまばと​の​声」と​いう​表現​を​使い​まし​た。
「大地に花が咲き,刈り込みの季節が来た。ヤマバトのさえずりも聞こえるよ」。
(ソロモン​の​歌 2:12)

詩編​作者​の​一​人​は,自分​が​神​の​神殿​で​仕える​時​を​待ち焦がれ​て​いる​こと​を​述べ​た​詩​の​中​で,ツバメ​に​言及​し​まし​た。うらやましい​と​いう​気持ち​を​こめ​て,こう​書い​て​い​ます。
「鳥​で​さえ​家​を​見つけ,つばめ​も​自分​の​ため​に​巣​を​見つけ,そこ​に​ひな​を​置き​まし​た ― あなた​の​大いなる​祭壇の​近く​に,ああ,万軍​の神(エホバ,ヤハウェ),……わたし​の​神​よ」。

「万軍の主(神)。あなたのお住まいはなんと,慕わしいことでしょう。私のたましいは,主(神)の大庭を恋い慕って絶え入るばかりです。私の心も,身も,生ける神に喜びの歌を歌います。
雀さえも,住みかを見つけました。つばめも,ひなを入れる巣,あなたの祭壇を見つけました。万軍の主(神)。私の王,私の神よ」。
(詩編 84:1~3)


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