伊佐子のPetit Diary

何についても何の素養もない伊佐子の手前勝手な言いたい放題

GIFTの孤独

2023年08月11日 | 羽生結弦
吉本新喜劇の桑原和夫さんが亡くなられた。


朝日新聞奈良総局
https://twitter.com/asahi_naraken/status/1689644156870905856



桑原和夫さんといえば、
「ごめんください~お入りください」の一人芝居もだが、
一番好きだったのは、
「神様~!ごめんなさい─」とヨヨヨと泣き崩れるギャグだった。

その時バックに必ずサンサーンスの
ドラマチックな「チゴイネルワイゼン」が流れる。
それがより一層おかしみが増していて、
いつも見ながら大笑いしていた。


のちに羽生結弦がその「チゴイネルワイゼン」で滑った時には、
いつも頭に桑原和夫の「神様~!」が浮かんで困った。

なつかしい…。
吉本興業で一番好きな俳優だったかもしれない。
最近どうされているのかと思っていた。
どうか安らかに。。


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・・・・どれだけ、いくら書いても書いても、
それでもなかなか気持ちが上を向かない…未だに引きずっている。
情けない。。
というか、
いろいろ自分のいやな部分に嫌気がさして来ている、というか。
こんな年寄りなのに未だに、と思うが
もやもやは心のどこかに残っていて、
それを解決しようと書いて、書いて、
何とか自分を納得させようとしているのかもしれない



ただ・・・
「GIFT_Tokyo Dome」であんなに孤独、孤独、と言っていたのに、
「ただひたすらに 独りだった」
「僕はひとりだ どうしてもひとりだ」
と言っていたのに、
全然孤独でなかった、彼女がいたんじゃん、
と言ってる人もいた。

でもそれは違うと思う。







今まで羽生結弦選手には母上がマネージャー?として常についていて、
とても手厚いサポートをしてもらっていた。
羽生選手の傍らには常に母上がいた。
家族のサポートもあった。
あれほど家族がそばにいて、支えてくれているのに孤独なの?
と、GIFTを見た当初、一度は考えたりもした。


けれども、大衆の前に出て、公の「羽生結弦」になる時、
家族でさえ、そこには踏み込めない。
踏み込んで支えたいと思っても、その表舞台には、
羽生本人独りしか立つことは出来ない。
どんなに周りが支えたいと思っても、
その場に立てば誰もサポートが出来ない、
ひとりで戦うしかない。

競技時代がそうだった。
誰も彼の代わりにはなれない。
GIFTでは競技時代のことを描いていると思うからなおさら。

彼は一人で戦っていた。戦いがどんどんシビアになっていった。
存在意義を問われるほどの理不尽さに傷ついてボロボロになるほど。



世界的な注目度と知名度の中で戦いの場に臨む、という
重圧もあっただろう。
さらに裏では何倍もの時間を一人の真夜中の練習に費やして来た。
側に誰がいてもその心境は計り知れないものだ。




プロになってもそれは変わらない。
羽生結弦はプロになっても挑戦をやめなかった、
その知名度を生かし、誰も見たことのない彼独自の道を一人進もうとした。


周りはその彼をサポートすることは出来るだろうけれど、
表舞台に立った時の、羽生選手の不安や、あるいは恐怖や怯え、
それらとの戦いを肩代わりすることは物理的に誰も出来ない。
むしろプロになったからこそ
より厳しい世界に足を踏み込んだともいえる。

そういう意味で、羽生結弦は挑戦する限り、
孤独を強いられるのだと思う。

羽生結弦という、いつの間にか巨大な存在になってしまったことで、
羽生自身、
「羽生結弦」であることにしんどさを感じるほどではなかったろうか、
と思ったり。




いつも、涼しい顔をしていて、
理路整然と自説を説く羽生結弦を見慣れてしまっているが、
その裏では「職業・羽生結弦」にまつわる重い責任がついて回る。
恋人がそこにいようと、家族が支えていようと、
彼にかかる重圧が減るわけではない。
羽生結弦という存在はそれほど本人にとって巨大な重たいものだ。


そばに誰がいようと家族の支えがあろうと、
むしろ側にいるからこそ、
助けてすらもらえない、彼に成り代わることは出来ない、
そのような意味で孤独を感じていたに違いない。


そして孤独であることが必要な時もある。
誰も入り込めない部分があるからこそ、
羽生結弦という作品が出来上がる。
私人・羽生結弦である同時に、それ以上に彼は表現者でもある。
そういう生き方を選んだのだと思った。
羽生結弦は唯一無二であるから。



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そして悟ったこととしては…
あと何年くらい羽生結弦のスケートを見ていられるだろうか。
羽生本人は10年くらいは滑っていたいと言っていたが、
いずれ技術的には衰えていく。
それは仕方のないこと。
いずれは我々の前で滑れなくなる時が来る。

その前に、まだ見られるうちに羽生結弦のスケートを見ておきたい。
四の五の言っているのではなく、
彼の技術が4回転を保っているうち、
スケートを見てもらいたいという意欲を持っているうち、
見られる機会があるのであれば出来る限り多く見ておきたい。


フィギュアスケーターの活動時期は短いと言われている。
年と共に体力も衰えて来るだろうし
活躍できる時間は限られている。

彼が未だ技術を保っている今しか、
羽生結弦を見られるチャンスはないのだと思うと、
今のうちに、彼がプロアスリートとして現役であるうちに、
出来るだけ沢山、彼の演技を見ておきたいと思うようになった。






そう思うと入籍がどうのこうの、気持が落ち込んだの、
そんなことを言う前に、私にとっての貴重な財産である
羽生結弦のスケートを何より一番に大事にしなければと思うのだった。


彼は見てくれるファンのために、
これからも今も、スケート道に精進しているだろうから。

・・・だからなるべく多く、
羽生結弦のスケートを見る機会を作って下さいm(__)mm(__)m



・・・・・これは、一生懸命自分に言い聞かせて、
気持を上向かせようと何とか頑張っている訳なのだが💦。



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