伊佐子のPetit Diary

何についても何の素養もない伊佐子の手前勝手な言いたい放題

おげんさんのサブスク堂・後編!

2023年08月27日 | 羽生結弦
「おげんさんのサブスク堂」の羽生結弦part.2は
録画で見た。


今回も面白く楽しかったが、それよりも
羽生結弦がおげんさんと腹を割ったかなり深い話をしていて、
30分の短い番組なのにとても深く、濃い内容だった。
羽生結弦選手は大好きな星野源さんと話せて楽しそうだった─





見逃し配信↓
https://plus.nhk.jp/watch/st/g1_2023082614913


レコードをかけたことがなくて、
針を落とすのは4回転より緊張する。
と、おげんさんと豊豊さんの笑いを誘っていたが─、
ああ~やっぱり若いんだなあ・・・と
私らはCDを飛び越してレコード世代(苦笑)だったから
想像もつかないな、若い世代の感覚が。。
A面とB面があるんだ、とか(そんなことも今の人は知らないんだ…)





勝負曲は予想通り、Rhythmic Toy World「僕の声」で、

でも、「頑張れ 生きる人」は自分自身に向けてだけでなく、
この曲を聞きながら演技をして、
見ているいろいろな人に向けても頑張れという気持ちを届けたい
と思っていたのは初めて知った。
試合に出る直前に
幕から出て来る所でずっと聞いていていつも泣いてた─と。。


メンバーの人がサブスク堂を見ていたようで感激してTwitter(X)に─、

作者の人自身が泣いている、とまで。
世界中で名前が知られている羽生結弦だからこそだ。


豊豊さんのことば
「闇と孤独と世間と世界の期待とそれにこたえるゆづ一人」、

羽生選手が並の人が想像できないほどの重圧を抱えて来たことを
ちゃんと分かっている言葉だった。
競技時代、演技がうまく行かず
サポートしてくれる人の尽力を無にしてしまう瞬間の辛さ、
などがあったと羽生選手も─。



そして羽生結弦の東京ドーム公演GIFTには星野源さんも来ていたという、
(いろんな有名人が来ていたのに改めてびっくり)

東京ドーム公演GIFTで直前に腰を痛めたという話も、
今回羽生選手の口から初めて聞いた。
後半はほぼぶっつけだったということも。
(多分死ぬほど痛い注射をしたのだろう)
それなのにあれだけのパフォーマンスをした、
改めて羽生選手の精神力の強さを感じる。

スタッフに信頼できる方々がいるからいいものに仕上がるはずという
安心感があったからだという。
任せられる、頼り切る所に行けたかな、と。

それがプロとしての演技の作り方なのだろう。
競技時代は何もかも自分で背負っているような感覚だったから。


それでもパフォーマンスをするのは羽生結弦だが
ジャズ・ピアニストの山下洋輔は、
不測の事態が起きた時ほどライブでは危機感を感じ、
火事場の馬鹿力ではないが、すごい演奏が出来ると書いていた。
それと似たようなアドレナリンが羽生選手に出ていたのかもしれない、
と今思ったりする。
それにしてもそんな状態でよく頑張った・・・、
並の根性ではとてもやり遂げられないことだ、頭が下がる。








そして─
何といっても2018年、オリンピック連覇したあとの凱旋アイスショー、
「Continues with Wings」は
星野源さんの「Continues」という曲から来ていたのにびっくり。
そこまで星野さんに影響を受けていたとは初めて知った。


星野さん
自分がいろんなものに影響を受けていて、
そもそも影響を受けてないものなんてない、
どんなにオリジナリティがあっても必ず何か影響を受けていて、
それがさらに次の影響につながっていく
自分は大河の一滴でありながらそれは自分はさらに変異させて
また次の世代に繋がってゆく─
そういうコンセプトでツアーを組んだと。

羽生選手の考え方とすごく似ているなと思っていたら、
羽生選手の2018年の「Continues with Wings」は、
そもそもこの星野源さんの考えに影響を受けてのものだったのだ( ゚Д゚)

そこまで星野さんに影響を受けていたとは。
そして二人には共通点も沢山あることが分かった。

でも羽生選手は星野さんだけではない。
Mrs. GREEN APPLEやback numberも好きだし
影響があると思う。
音楽だけではない。
本業のスケートやダンスでもいろいろ影響を受けて
羽生結弦があると思う。




フィギュアスケートと音楽の話になり、
豊豊さんに自分で曲を作る気は?と聞かれて、
星野さんにリクエストを─
星野さんにオリジナル曲を作って欲しい、ぜひ、
と熱烈におねだりしていた。
おげんさんも真剣にその気になっていたような?


羽生さん曰く、(星野さんに)オタクからトップオタに成り上がった、
と笑わせたり。
好きな人にはグイグイ行く、チャンスを逃さない羽生さんらしかった。





これからのことを聞かれ羽生選手が
「今先が見えなくて何も分からない。
それは怖いし、不安だらけですけど、
でもある意味では可能性が無限大ということかと思う…」

これに星野さんが答えて
「未来が見えないというのは一番いい状態。
「先が真っ暗というのはとても面白くて
未来が感じられないのが一番面白い表現者としての状態だと思う」

先は見えないから面白い、
とアドバイスをしていたのがすごく的確で、
頷ける言葉ばかり。さすがと思った。

星野さんと羽生選手の考え方はやっぱり似ていると思う。
先がないと思う時にも前向きになれる。
そこが共通だなと。



豊豊さん(松重豊)は聞き役だったけど、
聞き役として素晴らしく、脇役に徹しつつ、
言うべきところでちゃんと適した意見を言う。唸った。

「ゆづくんの人生って、肉体も精神も人の何倍も回転して生きている。
観察力が他の人と比べ物にならないくらい、
年齢を超越した凄みを感じる」

という感想が素晴らしかった。
羽生選手はそのような、
若いけれど凄みを感じさせる雰囲気をどこかに持っていて、
その雰囲気を自然と周りに気取られるのだろう。
彼がいつも世界の最前線で戦い続けて来たからこそ、
の雰囲気だと思う。



星野さんの選ぶ曲はジャズやソウルが多かった。
ジャズが好きなのかな?
チック・コリア、マービン・ゲイ、キース・ジャレット、

趣味の良い曲ばかり選んでいて
星野さんの趣味やバックグラウンドが何となく分かるが、
それでも本人の作る曲とはテイストはまったく違う。

それは羽生結弦がプルシェンコが好きで、憧れであっても、
自分の演技とは違うことと同じなのだろうと思った。


もっとふざけた番組かと思っていたけど、
ものすごく深いものが凝縮された30分だった。



アース・ウィンド・アンド・ファイアとか、かかっていた曲も懐かしく
キース・ジャレットの「ダニーボーイ」は我々の年代が聞いても
良い曲だったし
豊豊さんの人生の曲、フォーレのレクイエムも渋くて良かった。


キース・ジャレットのピアノ曲を聞いて、
羽生選手がピアノ曲だと
自分が滑るのを思い浮かべると言っていたのはぜひ見てみたい。
浴衣でなかったら踊ってるとか(クラシックTVの時みたいに?)
音楽が体の隅まで沁みわたっているのだろう。


ただスケートで滑れそうなのはやっぱりピアノ曲なのだなと思った。
J POPでも滑ってるが(「僕のこと」など)
一番滑りやすいのはピアノ曲なのではないかな。
自分が見たいのもピアノ曲だ。
是非ともピアノ曲で滑る羽生さんを見たくなった。



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配信中はいつでも見られる。月額990円。

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・NHKプラスの見逃し配信
「京いちにち」も見られる

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羽生結弦の肖像──番記者が見た絶対王者の4000日
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2023年09月20日頃
山と溪谷社
田中充




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朝夕が少しずつしのぎやすくなって来た。
朝にはよい風が吹いている。
それと共に日は短くなって、
つい最近まで夜7時ころはまだ明るかったのに今はもう真っ暗だ。
最近の夏は酷暑だが洗濯物は少ないし早く乾いた。

だんだんこのよい環境が変わっていくかと思うと、
残念な気持ちもあるし
でも暑さが一段落すると思うと早く季節が巡って
秋が来て欲しいと思うし
春・秋が一番いい季節なんだと思うけど、
その春・秋が少しずつ短くなって来てる。
一番いい季節が一番短い。
こんなに地球の温度が急激に様変わりするなんて─




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