私が今、自宅で使用している線香を立てる器は、青磁色(せいじいろ:薄い緑色)の丸い容器です。表面には、唐草模様(からくさもよう:つる草がからみ合うさま)が浮き出ています。20年ほど前に、普通の仏壇屋で求めた物です。
では、どんな形の線香器が良いのか?
それは、供養する人が好きな形の物が一番良いのです。要は、供養する人の脳内イメージが、見えない世界へと届くからです。
霊的に厳禁な決まり事は、常識の範囲であれば、色や形も含めて別にありません。
しかし、複数の人が供養する場合、一人が好きな容器でも、その他の人が違和感を覚える物は良くありませんね。やはり、無難な普通の物が良いです。
自分独りで供養される場合は、白系の100円丼ぶりや、一時的にはマグカップでも良いです。ただ大切なのは、供養は「思いやり」が届くのです。だから、安くても先祖の為を思って、自分で選んだ「気遣い」も届く事を忘れないことです。
そもそも、道具をそろえて供養したいと思えるだけでも、供養が始まっていますし、気持ちが届き始めているものです。長く待つ先祖には、嬉しいものです。
今の私たちが、いろいろと悩むのと同じで、死んだ先祖も同じなのです。
自我と言う執着を大きく抱えたまま死にますと、霊体が重すぎて上がれないのです。この時に助けてくれるのが、生きる人から受ける「思いやり」なのです。死ねば分かりますが、お経や呪文などは一切意味がありません。
感謝の気持ちと、草木の香木の煙(世界中の原住民も利用します)が、一番良く霊体を癒し軽くします。
人間の老化と言うものは、ある意味では執着を解いて行くための、神さまからの配慮でもあります。
だんだんと食べる量が減り、異性に対しても役立たずに成り、行きたい所にも制限が生じて来るものです。
この経験を体験することにより、この世への未練と執着を順番に解いて行くのです。
すべてを手放した時、生きている間でも一番に嬉しいのは、他人から受ける思いやりや愛情です。それだけで十分なのです。だから自分から他者に与えて生きましょう。
アマテラスオホミカミが、この世に降りる子孫に手渡した物は、鏡でした。
これは、この世=反射する世界、だと神さまが人間に教えたのです。
自分が他の存在に与えた物が、必ず自分に帰る法則の世界なのです。
他人に憎しみを与えるのか?愛情や思いやりを与えるのか?は自由です。
だから逆に言えば、今が苦しく、貧乏で、重い病気でも大丈夫です。
今日から他の存在に、思いやりと感謝、できれば供養をプレゼントして行けば良いだけです。違う形で、いつか必ず自分に帰ります。生死をまたいででも、必ず帰ります。
生かして頂いて ありがとう御座位ます
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