すべては、その中での最善に収束して行きます

昨今の社会情勢を観ていて感じますことは、
「絶えず因果の相殺が冷徹に“ちょうど良い”方向に流れる」
「すべては自業自得に流れて行く」
「すべては大きな視点では、冷静にその時の最善に成っている」
ということです。

しかし、人間とは現実には、「それでもまだ」最悪を見ていませんので、今の状況が最悪だと思い込んでしまいます。
「常に最善に流れる法則」の御蔭で、本当の最悪が隠れてしまうために、最悪を経験していないために、今を最悪だとカン違いしてしまいがちです。

過去の偉人を観ましても、「他人から見れば」どんなに悲惨な最悪でも、
「何でもラッキーだぜ～と受けるアホのようであり」「常に嬉々としている」「絶対に悲観しない人」
のような特徴が見られます。偉大な発明者、政治家、事業家、芸術家、・・・・色々な分野でずば抜けている人の特徴です。
私の同級生で、地方の田舎から神戸の灘中学に受かった生徒も、漫才師のように面白い子供でした。常にニコニコしながら、諦めることを知りませんでした。
熱い熱い真っ赤な鉄は、どんなに打たれても、何度も折り返しされても、伸びて伸びて切断することがありません。

何の因果か知らねども、「それでも」自業自得の中での最善が「自分のために」起こってくれていると真から信じることが出来ますと、心から自分自身で直感しますと、自分に内在する奥から明るい勇気が淡々と来ます。
そして短い期間限定の人生を、思いっ切り生きることをしたく成るのです。
嬉々として自分なりに「感謝して」生きれば良いだけのこと……それが悟りであり、生まれ出る目的であることに気付けます。

世の中には、Aさんにとっては最悪でも、Bさんにとっては最善なことが多々あることでしょう。
その相克の上で、絶えず中道の最善へと運気の水は流れているのです。
今がダメでも、すべては必ず「絶対変化」しながら流れて行くのです。そのダメな今でさえも、その中での最善なのです。それでも、生かされているのが証拠です。
AさんとBさんは、絶対変化の法則により、いつでも淡々とその立場も変わって行きます。

自分の自我だけを見ずに、最初から他人との関係の中での中道とは何か？を探す視点を持って生活する人には、大波が発生し難くなって行きます。
自分だけを見ずに、絶えず全体から今の自分を眺めながら、明るく生きましょう。
それにより、必ず更に最善に流れて行くのです。

生かして頂いて　ありがとう御座位ます

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