「天国と地獄の長い箸(はし)」という子供向けの逸話では、アノ世を目撃した人が見た世界は、
・ アノ世では、物凄く長いお箸でしか食事が許されなかった。
・ 地獄の住人は、自分一人だけで食べようとするが、長いお箸では自分の口に食べ物を運べない。いつまで経っても食べることが出来ない為に痩せていた。
・ 天国の住人は、二人がかりで食事をしていた。互いに長いお箸で食べさせ合うことを仲良く繰り返していた。だから全員が、良く食べて健康的だった。
このようなお話です。
この話とはまったく別の視点で、因果の視点で言えることがあります。
・ 自分が持つ悪い因果をコノ世で切断するには、昇華するには、
・ 他人から受けるイジワルや災難で、キレイに成ることが有る。
・ 因果は、他人を通じて、生じる事も、逆に昇華することも起きる。
では、私に災難が起こったのは、私が悪かったのかい!!
いいえ、コノ世では自分が無実でも、新規で災難を受けることも有ります。
その時は、法則として、別の形の幸福が必ず来ます。
因果の視点では、絶対的なバランスが取られるように宇宙は流れています。今でも崩れていません。
高い場所から水が流れるがごとく、クボミに水が流れて行くように、完璧です。
会社でイジメられても、近所で悪口を言われても、
・ 自分が謙虚な姿勢で真面目に居れば、
・ 自分が受けた災難は、自分の霊的借金を減らし、貯金にも変わる。
この考え方を、自分が素直に受け入れるか否かが、人の幸運と不運を決めて行くことを感じます。
・ 会社で理不尽に怒られれば、心中では「ヨッシャー!」とガッツポーズ。
・ 理不尽な事故に遭った投資家は、「今が買いのチャンスだ!」
・ 他人にダマサれれば、「これで私の寿命が延びた!」「ガン細胞が減った!」
これを実践されたのが、江戸期の神人・黒住宗忠(くろずみ むねただ)さんです。
ダマサれても、罵倒されても、ニコニコしていました。
しまいには、「お前はアホ顔だ!」と言われますと、
喜んでピースサインを返して、「やっとワタスも一人前に成れたか」と感慨にひたっていたのです。
因果の歯車は完璧です。
・ 自分に良いことが有れば、素直に感謝をする。
・ 悪い事が有っても、その分の別の幸福が来る。
・ コノ世は、すべてが完全な善であり、良いことばかりが実相。
これが怖いほどに貫徹する世界がコノ世。
これを素直に信じられるアホに成れるか?否かが、運命の分かれ道です。
誰もが欲しい金運も、「もう要らない」と思っても入って来るのが因果。避けることが出来ません。
欲しい人には、何をしても来ない。
その原因には、昇華するべき因果の問題が有る訳です。
金儲けの秘訣は、まったく別の関係無いことに有った。
商売の成功の秘密も、一見は関係が無いと思えることに注意。
それは何か?に気付けることに勝敗が在る。
自分に嫌なことが有りましても、落ち込まないでいましょう。
悲観して、自分の心(内在神)をイジメないことが大切です。
すべてを善(禅)だと受け取る、徹底的なアホに成ることも参考にしてください。
これが、すべての視点でも本当にお得(徳)なのです。
霊的には、これがシャレにならない呪詛返しであり、神罰を起動させる秘訣でもあるのですが、説明は止めておきます。
(カレンダーの意味は「9月の自然観察日」参照)
奇数日の今日29日も、注意して置きましょう。
生かして頂いて 有り難う御座います
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