今回は8月に大覚寺に行った際の回想記。
みどころ満載の広大な境内と蓮の花で有名な大沢池についての記事は、2つに分けて書く事に(^o^;)
先ずは境内編と言う事で、8月11日(土)、朝から息子は神戸にデートでお出掛けしちゃったので、私も蓮の花の名所として有名な嵐山の大覚寺に行ってみる事に(*^ー^)ノ♪
大覚寺には、市バス一本で行けちゃうのでメチャ便利👍
本当は途中で下車し、これ又蓮の花が美しいと評判の法金剛院にも行きたかったのだけど、お出掛けするのが遅くなってしまったのと、ネットの情報では見頃が過ぎてしまっているとの事だったので、諦める事に、、
結局、蓮の花は午前中しか咲かないそうなので、両方観るのは時間的にも難しかった、、(/。\)
法金剛院は、又のお楽しみに取っておくとして、四条大宮から40分程で終点の大覚寺に到着🚌
大覚寺は、バス停のある場所から道路を挟んで直ぐの所にあった👣
大覚寺の玄関門までの参道↓ドラマの撮影でも使われているらしい👍
途中に小さな橋があり、そこから見える小川もお堀みたいで良い感じだった↓
玄関門を入って行く↓
玄関門から見える様子↓
門を潜って直ぐの様子↓
拝観入り口前には、生け花が飾ってあった。大覚寺は、いけばな発祥の花の寺でもあり、「いけばな嵯峨御流」の総司所(家元)でもあるのだそう。
拝観受付がある式台玄関(大玄関)の入り口がこちら↓靴を脱いで上がって行く。
入り口入って直ぐの所には、御朱印受付と御朱印帳も売っていた↓
御朱印帳を預けて建物の中に入って行く。大覚寺は、撮影禁止と書かれた所以外は写真も撮って良いとの事(^^)v
大玄関がこちら↓
こちらの大玄関は、御所から移築されたものなんだそう。
大玄関の横には狩野永徳作の「松に野鳥図」と神興が飾られている↓
大覚寺は、弘法大師空海を宗祖と仰ぐ真言宗大覚寺派の本山。
正式には旧嵯峨御所大本山大覚寺と称し、嵯峨御所とも呼ばれる。
平安初期、嵯峨天皇が檀林皇后とのご成婚の新室である離宮を建立されたが、これが大覚寺の前身・離宮嵯峨院である。
嵯峨院が大覚寺となったのは、皇孫である恒寂入道親王を開山として開創した貞観18年(876年)である。
弘法大師空海のすすめにより嵯峨天皇が浄書された般若心経が勅封(60年に1度の開封)として奉安され、般若心経写経の根本道場として知られる。
明治時代初頭まで、代々天皇もしくは皇統の方が門跡(住職)を務めた格式高い門跡寺院なのだ。
廊下を渡って行くと、
宸殿(しんでん)が現れる↓
宸殿(しんでん)は、大規模な法要などが行われる門跡寺院独特の建物の事を言う。
大覚寺の宸殿は、江戸時代に後水野尾天皇より下賜された寝殿造りの御所風の建物。
この建物は、皇室に嫁いだ徳川秀忠の娘、東福門院和子が女御御殿(にょごごてん)として使用していたそう。
妻飾り・破風板・天井など各所に装飾が施されており、すべての廊下に踏むと音がする鴬張り(うぐいすばり)が施されている。
狩野山楽が描いたとされる襖絵がこちら↓金がふんだんに使われていて、メチャ豪華だった✨
格子柄になっている天井も特徴の一つなんだそう↓
大覚寺の勅使門がこちら↓
村雨(むらさめ)の廊下がこちら↓
お堂の間をつないでいる廊下。柱を雨,折れ曲がっている廊下を稲妻になぞらえ村雨の廊下と呼ばれている。
この廊下からは庭園がよく見えるが、一番の特徴は鴬張り廊下を採用しているということ。
特に御影堂~正寝殿間をゆっくりと歩いてみると綺麗なウグイスの声が聞こえるんだそう。
残念ながら私は急いでたので、ウグイスの声に気付かなかった(((^_^;)
ゆっくりと歩けば歩く程、音が鳴るらしく、鴬張り廊下とは忍び封じの廊下の事でもあるのだそうだ。
こちらは心経前殿(しんぎょうぜんでん)。嵯峨天皇、弘法大師、後宇多法皇など大覚寺の歴史に大きな役割を果たされた方達の尊像が安置されている↓
御影堂(みえいどう)とも呼ばれている。
この天井図の素晴らしいこと❗
本当に綺麗だと感動してしまった(^^)v
我が家の天井もこんな感じなら、寝る前の楽しみが増えるのになぁ✨
大沢池に面しているのが五大堂(ごだいどう)で、江戸時代中期(天明年間)創建。現在の大覚寺の本堂。
不動明王を中心とする五大明王が安置されている。
正面には吹き抜けの広縁がある。大沢池に面する東面には、池に張り出すように広いぬれ縁(観月台)があり、大沢池の眺望がすばらしい。
時代劇・各種ドラマのロケ地としても有名なんだそうだ。
ぬれ縁から見える大沢池の様子がこちら↓
こちらのぬれ縁には、「茅の輪くぐり」と言う大きな茅で作られた輪が置かれていて、これを左回り→右回り→左回りに3回だったか潜ると、半年分の穢れを落としてくれるらしい👍
と言う事で、私もやってみた(^^)v
又、半年後に来たくなりそう(^_^;)
五大堂には、記間限定の御朱印等も売られていた↓
なぁんだ、こんな事なら入り口の御朱印は買わなきゃ良かったなぁなんて一瞬後悔してしまった私、、
今年は特に60年に一度の「戊戌開封法会(ぼじゅつほうえ)」に当たる年と言う事で、その記念の御朱印も販売されているのだ🎵
こちら↓
「戊戌開封法会(ぼじゅつほうえ)」とは、1200年前の平安時代、都で大飢饉による疫病が流行り、時の帝であられた嵯峨天皇さまは、弘法大師さまのお勧めにより、御写経をなされ、勅封(封印)として奉安し、国民の安泰を心から願われた。
奉安された年が弘仁九年(818)の戊戌(つちのえ・いぬ、ぼじゅつ)の年であり、以来60年に一度、大覚寺では、その御写経(勅封心経)をご開封し、天下泰平をお祈りすることが伝統儀式であり、「戊戌開封法会」の由来との事。
その記念すべき御朱印(1000円)かこちら↓
ただでさえ、" 期間限定 "とか" 数量限定 "の言葉に弱い私なのに、"
60年に一度しか発行されない貴重な御朱印 "と言われたら、買わないわけがない( ̄▽ ̄;)
おまけに、500枚限定のカラーの御朱印(500円)までゲットしてしまった、、こちら↓
期間&数量限定の御朱印を手に入れ、すっかりご満悦になってしまった私(*^。^*)
広大過ぎて迷子になりそうになりながら先へと進むと、先程の「戊戌開封法会」の写経が納められている「勅封心経殿(ちょくふうしんぎょうでん)」が現れた↓
そして、その先にあるのが「霊明殿」で、こちらも天井図をはじめ、襖絵や杉戸絵など部屋の内装も本当に素晴らしかった(^^)d
この朱色の天井図の美しい事❗
まさにインスタ映えする1枚が撮れてしまった(*^。^*)
最後の12の部屋を持つ書院造りである「正寝殿」がこちら↓
障壁画がこちら↓
四季耕作図がこちら↓
実にみどころ満載で、建物全体が美術館の様だった大覚寺(*^ー^)ノ♪
中庭も素敵だった↓
木に囲まれた四角い石↓
こちらは" 金剛華菩薩 "像が祀られているお部屋↓
両方のサイドに飾られている曼荼羅図↓
「戊戌開封法会(ぼじゅつほうえ)」についての説明も↓
これを読んで、たまたまだけどスゴい年に拝観出来た事が本当にラッキーで嬉しかった(*^。^*)
なお、嵯峨天皇の般若心経の特別公開は、10月1日から11月30日までとの事。
漸く一周し、玄関に辿り着くと、ショップと休憩室まであった(^_^;)
休憩室がこちら↓
ショップがこちら↓
色んなグッズが売られていた✨
御朱印所で、預けてあった御朱印帳を貰って、次は漸くお目当ての蓮の花を見に大沢池に急ぐ事に🏃♀️
(大沢池については、次回に続く。)
大覚寺の一般の御朱印(300円)がこちら↓
この日私は、60年に一度しか発行しない貴重な御朱印と500枚限定の御朱印を併せて3つの御朱印をゲットした(^^)d
今回の大覚寺の記事を書くにあたっては、あまりにもみどころ満載過ぎて時間がかかってしまうくらいだったので、拝観されるなら時間の余裕を持ってゆっくりと楽しんで頂きたいと思う(^^)d
蓮の花の時期に行かれる場合は、午前中の早い時間の拝観をオススメ(*^ー^)ノ♪
又、こちらでは写経や写仏などの体験も出来るそうだよ(^^)d
「大覚寺」については、こちらを参考にしてネ
住所:〒616-8411 京都府京都市右京区嵯峨大沢町4
電話番号:075-871-0071
最寄り駅:トロッコ嵯峨駅から徒歩約16分-道案内
営業時間:平日:9:00-16:30
みどころ満載の広大な境内と蓮の花で有名な大沢池についての記事は、2つに分けて書く事に(^o^;)
先ずは境内編と言う事で、8月11日(土)、朝から息子は神戸にデートでお出掛けしちゃったので、私も蓮の花の名所として有名な嵐山の大覚寺に行ってみる事に(*^ー^)ノ♪
大覚寺には、市バス一本で行けちゃうのでメチャ便利👍
本当は途中で下車し、これ又蓮の花が美しいと評判の法金剛院にも行きたかったのだけど、お出掛けするのが遅くなってしまったのと、ネットの情報では見頃が過ぎてしまっているとの事だったので、諦める事に、、
結局、蓮の花は午前中しか咲かないそうなので、両方観るのは時間的にも難しかった、、(/。\)
法金剛院は、又のお楽しみに取っておくとして、四条大宮から40分程で終点の大覚寺に到着🚌
大覚寺は、バス停のある場所から道路を挟んで直ぐの所にあった👣
大覚寺の玄関門までの参道↓ドラマの撮影でも使われているらしい👍
途中に小さな橋があり、そこから見える小川もお堀みたいで良い感じだった↓
玄関門を入って行く↓
玄関門から見える様子↓
門を潜って直ぐの様子↓
拝観入り口前には、生け花が飾ってあった。大覚寺は、いけばな発祥の花の寺でもあり、「いけばな嵯峨御流」の総司所(家元)でもあるのだそう。
拝観受付がある式台玄関(大玄関)の入り口がこちら↓靴を脱いで上がって行く。
入り口入って直ぐの所には、御朱印受付と御朱印帳も売っていた↓
御朱印帳を預けて建物の中に入って行く。大覚寺は、撮影禁止と書かれた所以外は写真も撮って良いとの事(^^)v
大玄関がこちら↓
こちらの大玄関は、御所から移築されたものなんだそう。
大玄関の横には狩野永徳作の「松に野鳥図」と神興が飾られている↓
大覚寺は、弘法大師空海を宗祖と仰ぐ真言宗大覚寺派の本山。
正式には旧嵯峨御所大本山大覚寺と称し、嵯峨御所とも呼ばれる。
平安初期、嵯峨天皇が檀林皇后とのご成婚の新室である離宮を建立されたが、これが大覚寺の前身・離宮嵯峨院である。
嵯峨院が大覚寺となったのは、皇孫である恒寂入道親王を開山として開創した貞観18年(876年)である。
弘法大師空海のすすめにより嵯峨天皇が浄書された般若心経が勅封(60年に1度の開封)として奉安され、般若心経写経の根本道場として知られる。
明治時代初頭まで、代々天皇もしくは皇統の方が門跡(住職)を務めた格式高い門跡寺院なのだ。
廊下を渡って行くと、
宸殿(しんでん)が現れる↓
宸殿(しんでん)は、大規模な法要などが行われる門跡寺院独特の建物の事を言う。
大覚寺の宸殿は、江戸時代に後水野尾天皇より下賜された寝殿造りの御所風の建物。
この建物は、皇室に嫁いだ徳川秀忠の娘、東福門院和子が女御御殿(にょごごてん)として使用していたそう。
妻飾り・破風板・天井など各所に装飾が施されており、すべての廊下に踏むと音がする鴬張り(うぐいすばり)が施されている。
狩野山楽が描いたとされる襖絵がこちら↓金がふんだんに使われていて、メチャ豪華だった✨
格子柄になっている天井も特徴の一つなんだそう↓
大覚寺の勅使門がこちら↓
村雨(むらさめ)の廊下がこちら↓
お堂の間をつないでいる廊下。柱を雨,折れ曲がっている廊下を稲妻になぞらえ村雨の廊下と呼ばれている。
この廊下からは庭園がよく見えるが、一番の特徴は鴬張り廊下を採用しているということ。
特に御影堂~正寝殿間をゆっくりと歩いてみると綺麗なウグイスの声が聞こえるんだそう。
残念ながら私は急いでたので、ウグイスの声に気付かなかった(((^_^;)
ゆっくりと歩けば歩く程、音が鳴るらしく、鴬張り廊下とは忍び封じの廊下の事でもあるのだそうだ。
こちらは心経前殿(しんぎょうぜんでん)。嵯峨天皇、弘法大師、後宇多法皇など大覚寺の歴史に大きな役割を果たされた方達の尊像が安置されている↓
御影堂(みえいどう)とも呼ばれている。
この天井図の素晴らしいこと❗
本当に綺麗だと感動してしまった(^^)v
我が家の天井もこんな感じなら、寝る前の楽しみが増えるのになぁ✨
大沢池に面しているのが五大堂(ごだいどう)で、江戸時代中期(天明年間)創建。現在の大覚寺の本堂。
不動明王を中心とする五大明王が安置されている。
正面には吹き抜けの広縁がある。大沢池に面する東面には、池に張り出すように広いぬれ縁(観月台)があり、大沢池の眺望がすばらしい。
時代劇・各種ドラマのロケ地としても有名なんだそうだ。
ぬれ縁から見える大沢池の様子がこちら↓
こちらのぬれ縁には、「茅の輪くぐり」と言う大きな茅で作られた輪が置かれていて、これを左回り→右回り→左回りに3回だったか潜ると、半年分の穢れを落としてくれるらしい👍
と言う事で、私もやってみた(^^)v
又、半年後に来たくなりそう(^_^;)
五大堂には、記間限定の御朱印等も売られていた↓
なぁんだ、こんな事なら入り口の御朱印は買わなきゃ良かったなぁなんて一瞬後悔してしまった私、、
今年は特に60年に一度の「戊戌開封法会(ぼじゅつほうえ)」に当たる年と言う事で、その記念の御朱印も販売されているのだ🎵
こちら↓
「戊戌開封法会(ぼじゅつほうえ)」とは、1200年前の平安時代、都で大飢饉による疫病が流行り、時の帝であられた嵯峨天皇さまは、弘法大師さまのお勧めにより、御写経をなされ、勅封(封印)として奉安し、国民の安泰を心から願われた。
奉安された年が弘仁九年(818)の戊戌(つちのえ・いぬ、ぼじゅつ)の年であり、以来60年に一度、大覚寺では、その御写経(勅封心経)をご開封し、天下泰平をお祈りすることが伝統儀式であり、「戊戌開封法会」の由来との事。
その記念すべき御朱印(1000円)かこちら↓
ただでさえ、" 期間限定 "とか" 数量限定 "の言葉に弱い私なのに、"
60年に一度しか発行されない貴重な御朱印 "と言われたら、買わないわけがない( ̄▽ ̄;)
おまけに、500枚限定のカラーの御朱印(500円)までゲットしてしまった、、こちら↓
期間&数量限定の御朱印を手に入れ、すっかりご満悦になってしまった私(*^。^*)
広大過ぎて迷子になりそうになりながら先へと進むと、先程の「戊戌開封法会」の写経が納められている「勅封心経殿(ちょくふうしんぎょうでん)」が現れた↓
そして、その先にあるのが「霊明殿」で、こちらも天井図をはじめ、襖絵や杉戸絵など部屋の内装も本当に素晴らしかった(^^)d
この朱色の天井図の美しい事❗
まさにインスタ映えする1枚が撮れてしまった(*^。^*)
最後の12の部屋を持つ書院造りである「正寝殿」がこちら↓
障壁画がこちら↓
四季耕作図がこちら↓
実にみどころ満載で、建物全体が美術館の様だった大覚寺(*^ー^)ノ♪
中庭も素敵だった↓
木に囲まれた四角い石↓
こちらは" 金剛華菩薩 "像が祀られているお部屋↓
両方のサイドに飾られている曼荼羅図↓
「戊戌開封法会(ぼじゅつほうえ)」についての説明も↓
これを読んで、たまたまだけどスゴい年に拝観出来た事が本当にラッキーで嬉しかった(*^。^*)
なお、嵯峨天皇の般若心経の特別公開は、10月1日から11月30日までとの事。
漸く一周し、玄関に辿り着くと、ショップと休憩室まであった(^_^;)
休憩室がこちら↓
ショップがこちら↓
色んなグッズが売られていた✨
御朱印所で、預けてあった御朱印帳を貰って、次は漸くお目当ての蓮の花を見に大沢池に急ぐ事に🏃♀️
(大沢池については、次回に続く。)
大覚寺の一般の御朱印(300円)がこちら↓
この日私は、60年に一度しか発行しない貴重な御朱印と500枚限定の御朱印を併せて3つの御朱印をゲットした(^^)d
今回の大覚寺の記事を書くにあたっては、あまりにもみどころ満載過ぎて時間がかかってしまうくらいだったので、拝観されるなら時間の余裕を持ってゆっくりと楽しんで頂きたいと思う(^^)d
蓮の花の時期に行かれる場合は、午前中の早い時間の拝観をオススメ(*^ー^)ノ♪
又、こちらでは写経や写仏などの体験も出来るそうだよ(^^)d
「大覚寺」については、こちらを参考にしてネ
住所:〒616-8411 京都府京都市右京区嵯峨大沢町4
電話番号:075-871-0071
最寄り駅:トロッコ嵯峨駅から徒歩約16分-道案内
営業時間:平日:9:00-16:30