2022.05.02 日光裏見の滝 ミソサザイ
OLYMPUS OM-D E-M1 Mark III
M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS+Teleconverter MC-14
A絞り優先
絞り f/9.0(解放)
シャッタースピード 1/125
ISO感度 1000
露出補正 +0.7EV
焦点距離 560mm(望遠端)
セローに機材を搭載してツーリング&バードウォッチングと洒落てみた 目的は県の鳥のオオルリだ 渓流のせせらぎ越しに囀りが聞こえるのだが姿を発見出来ない… 撮れ高無しかと思い裏見の滝の風景写真の撮影に切り替えようとしたらミソサザイの囀りが響いてきた! 滝つぼ付近に三羽確認出来た 滝に向かって必死に囀る小さな体に感動すら覚えて撮影した。
2022.05.04 奥日光半月峠 コガラ
OLYMPUS OM-D E-M1 Mark III
M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150 F2.8 PRO
A絞り優先
絞り f/7.1
シャッタースピード 1/80
ISO感度 400
露出補正 +0.7EV
焦点距離 82mm
オオルリを求めて明智平を歩くが姿は見えない アカヤシオ撮影に切り替えるといきなり目の前にコガラが来た! レンズのセッティングするまもなくシャッターを切った 背景にアカヤシオのピンクの玉ボケが入り奇跡的に撮れ高の高い画になった
2022.05.08 戦場ヶ原 ノビタキ
OLYMPUS OM-D E-M1 Mark III
M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS+Teleconverter MC-14
A絞り優先
絞り f/9.0(解放)
シャッタースピード 1/125
ISO感度 800
露出補正 -0.7EV
焦点距離 560mm(望遠端)
5月に入り日光通いが続くのは野鳥にのめり込んでる証拠だ 栃木県に住んで野鳥をやるなら戦場ヶ原は外せない まずはこのノビタキを撮らないと話にならないのだ…
2022.05.08 戦場ヶ原 キビタキ
OLYMPUS OM-D E-M1 Mark III
M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS+Teleconverter MC-14
A絞り優先
絞り f/8.6(解放)
シャッタースピード 1/250
ISO感度 800
露出補正 +0.7EV
焦点距離 334mm
同じ日にキビタキも撮れた! この鳥も野鳥をやってると撮りたい種だ さかんに囀っていた 少し距離があり解像が足りずストレスを感じたのは否めない この辺りから機材の限界を感じ始める…
2022.05.15 矢板県民の森 センダイムシクイ
OLYMPUS OM-D E-M1 Mark III
M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS+Teleconverter MC-14
A絞り優先
絞り f/8.9(解放)
シャッタースピード 1/80
ISO感度 400
露出補正 +0.7EV
焦点距離 464mm
オオルリが諦めきれずに矢板の県民の森に行く 戦場ヶ原同様バズーカ砲を担いだアマチュアカメラマンの多さに驚く 野鳥一年生としては現実に直面するのだ 果たして声はすれども見つけらずに敗戦は続く 可哀そうに思ったのかセンダイムシクイが出て来てくれた 名前の通り羽虫を咥えて新緑の中枝に留まっている 鬱蒼とした広葉樹林の中なのでうす暗い その頃はノイズが出るのが恐くて極力ISO感度を落として撮影していたが限界を感じ始める…
2022.05.15 白沢公園近隣の麦畑
OLYMPUS OM-D E-M1 Mark III
M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS+Teleconverter MC-14
Mマニュアルモード
絞り f/9.0(解放)
シャッタースピード 1/800
ISO感度 640
焦点距離 560mm(望遠端)
同じ日、矢板からの帰りに白沢公園のポピー畑に寄る ポピーは見頃でそれなりに撮れたが鬼怒川土手脇の麦畑の中に一輪孤高に咲いていたのが見えて思わずシャッターを切った! この画はFacebookのOLYMPUS愛好会で三桁の「いいね!」を獲得した♪
2022.06.06 戦場ヶ原 ニュウナイスズメ
OLYMPUS OM-D E-M1 Mark III
M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS+Teleconverter MC-14
A絞り優先
絞り f/9.0(解放)
シャッタースピード 1/80
ISO感度 400
露出補正 +0.7EV
焦点距離 560mm(望遠端)
戦場ヶ原通いは続く… ズミの花の香りの中を歩くシーズン到来で一番華やかになる時季で早朝から駐車場は満車になる 住宅地に居るスズメと同じに見えるが茶髪なニュウナイスズメが来ている 子育て真っ最中でちょっとナーバスな表情になっていた。
2022.06.18 川俣檜枝岐林道
OLYMPUS TG-3
撮影モード 風景
絞り f/8.0
シャッタースピード 1/160
ISO感度 100
焦点距離 4.5mm
やっと筆者本来らしい画になった(笑) バイク率激減であるが都合が合えば合流してこのようなおちゃらけた遊びもするのだ。
2022.06.26 裏男体林道
OLYMPUS OM-D E-M1 Mark III
M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40 F2.8 PRO
A絞り優先
絞り f/2.8(解放)
シャッタースピード 1/3200
ISO感度 640
露出補正 +0.7EV
焦点距離 21mm
セローに機材を載せてデイキャンプのノリで簡易チェアで風に吹かれる日もあるのだ…
2022.07.03 戦場ヶ原 アオジ
OLYMPUS OM-D E-M1 Mark III
M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO+Teleconverter MC-20
A絞り優先
絞り f/8.0(解放)
シャッタースピード 1/640
ISO感度 400
露出補正 +0.3EV
焦点距離 600mm
機材の限界を感じて満を持して300㎜F/4.0を導入した。値上げ前の駆け込み購入だ。野暮な話だがカメラのキタムラで実勢価格は本体329,610円、接点コーティング2,200円、5年保証加入16,480円の買い物だ。現在OMシステムのオンラインショップで定価が522,500円、プレミアム会員価格で376,000円、これにウィンターキャンペーンのクーポン40,000円があるから今はほとんど同じ価格に落ちついているのが現状だ(笑) さて300㎜のパフォーマンスは素晴らしくて解像度が違う。100-400㎜の口径が72㎜で300㎜が77㎜で差は5㎜なのにこんなに違うのか! 単焦点レンズなのでズーム用の余計なレンズ枚数が少ないからなのか? さすがに画角が狭くて野鳥を入れる前に逃げられるとシーンもあるのが難点だ。それを克服して野鳥カメラマンのステップとなると自分に言い聞かせている(笑)
2022.07.09 奥日光湯元温泉 ニホンジカ
OLYMPUS OM-D E-M1 Mark III
M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO
A絞り優先
絞り f/4.0(解放)
シャッタースピード 1/13秒
ISO感度 400
露出補正 +1.3EV
焦点距離 300mm
ニホンジカの印象は尾瀬に行くとき未明のいろは坂や金精峠に居てぶつからないよう避けて走るシーンが思い浮かぶのだ。実際轢かれたばかりの亡骸を丸沼スキー場の近くで見たことがある。貴重な水芭蕉やニッコウキスゲを食べてしまい害獣のイメージもありいまいちネガティブになってしまう。だが目の前に居る小鹿は可愛い♡ このまなざしにハートを射抜かれてしまうのだ。近くと言っても10mくらいの距離で微妙な空気感の中300㎜で画角に収めたのである。くれぐれも交通事故に会わないように祈りたい。
2022.07.09 奥日光 切込刈込湖 コマドリ
OLYMPUS OM-D E-M1 Mark III
M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO+Teleconverter MC-14
A絞り優先
絞り f/5.6(解放)
シャッタースピード 1/640秒
ISO感度 2000
露出補正 +1.7EV
焦点距離 420mm
ウグイス、オオルリ、コマドリが日本三鳴鳥だ。ウグイスは桜の咲く中何度か撮影できた。オオルリは依然として撮れていない。コマドリ生息地は標高の高い山岳地帯に夏にやってくる。運が良ければ渡りの途中で都市公園で見られるとの事だ。栃木県では奥日光の湯元温泉の更に奥の切込刈込湖に生息しているとの事で行ってみた。「ヒンタラララ…♪」と通る鳴き声で居るのはすぐに分かった。ただ姿が見つからない。針葉樹林の暗い苔の生えた岩とかに居る事が多いようだ。果たしてその特徴的なオレンジの頭部が見えて筆者も高揚している。落ち着け、落ち着け…と自分に言い聞かせてレンズを向ける。背景が湖の反射光で逆光の中の撮影になる。ISO感度が2000まで跳ね上がりノイズが心配。この機材だとISO感度が1600を超えるとノイズが厳しいとの事である。シャッタースピードをもっと長めで撮れば良かったのであるが余裕が無かった。DoX PureRAWでノイズ処理して無理くり明るく補正してみたが完成度は低い。今回の撮影をきっかけに最新のカメラの「鳥認識AF」機能のあるOM-1が気になり始める。
2022.07.23 奥日光 小田代ヶ原ホザキシモツケ
OLYMPUS OM-D E-M1 Mark III
M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS
M.ZUIKO DIGITAL 2.0x Teleconverter MC-20
A絞り優先
絞り f/13.0(解放)
シャッタースピード 1/125秒
ISO感度 400
露出補正 +-0.0 焦点距離 800mm
7月3回目の奥日光である。その間に早々と梅雨明け宣言、撤回後やっぱ梅雨明け宣言と気象庁もドタバタしていた。ホザキシモツケ群落のピンクの中に居る野鳥を撮りたくて小田代ヶ原まで歩いてきた。ノビタキが居るのは解かるがとにかく遠~~~い!100-400の望遠端にテレコン2倍の800mm 絞り解放でもF値は13.0まで暗くなり解像しない…機材の限界を再確認した。
2022.07.26 群馬県 わたらせ渓谷鉄道 沢入駅
OLYMPUS OM-D E-M1 Mark III
ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO
Sシャッタースピード優先
絞り f/10.0
シャッタースピード 1/15秒
ISO感度 200
露出補正 +-0.0EV
焦点距離 40mm
「間藤行」の行き先表示はLEDでシャッタースピードが早いとぶつ切れになり映えない Facebookの投稿でシャッタースピードを遅くするときれいに映ると言うエピソードが参考になった 早速なごりアジサイの咲く沢入駅で試してみた。結果撮れ高は上々できれいに写った。できればもっと早くアジサイ多めの時に行きたかった。
2022.07.26 群馬県 わたらせ渓谷鉄道 沢入駅
OLYMPUS OM-D E-M1 Mark III
ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO+Teleconverter MC-20
A絞り優先
絞り f/8.0(解放)
シャッタースピード 1/320秒
ISO感度 400
露出補正 +1.3EV
焦点距離 600mm(望遠端)
同じ日、わ鐡の気動車を待つ間松の木のてっぺんでさかんにホオジロが囀っていた。さすがに遠いがテレコン2倍の600mmで画角に入れてみる。100-400㎜より明るい8.0で撮れるのでなんとか解像した! 100-400㎜も悪いレンズではないのだが如何せん暗い環境ではパフォーマンスを発揮しきれないのだ 但し快晴で光が充分であればテレコンで最大800mmまでイケるので手放せないのだ。
2022.7.28 夕焼け
OLYMPUS OM-D E-M1 Mark III
M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PRO
Mマニュアルモード
絞り F/10
シャッタースピード 1/100秒
ISO感度 100
焦点距離 14mm
ホワイトバランス4000K(蛍光灯)
夕立後空が真っ赤に焼けた!
2022.08.10 SL大樹
OLYMPUS PEN-F
M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO
Mマニュアルモード
絞り F/8.0
シャッタースピード 1/500秒
ISO感度 400
焦点距離 12mm
メイン機のOM-Dがメンテナンスに行ってるのでPEN-Fにて撮影 広角の12㎜でスナップ的に撮るなら充分
2022.08.29 自宅 アゲハチョウ
OLYMPUS OM-D E-M1 Mark III
ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO
Mマニュアルモード
絞り f/4.0(解放)
シャッタースピード 1/2500秒
ISO感度 100
焦点距離 300mm
8/13から筆者もメンテナンスの為入院 その後退院してOM-DもOLYMPUSから戻って来た しばらく自宅療養の日々なので庭に来たアゲハチョウなどを撮ってみる この頃からA絞り優先、Sシャッタースピード優先よりMマニュアルモードを使用する頻度が上がり明るさを絞り、シャッタースピード、ISO感度の3つの要素をどう組み合わせて撮れば見栄えが良いか追い込んでみるようになってくる。絞りは解放が多いし、シャッタースピードの制限もある場合はISO感度を調整する頻度が格段に上がってくるのである。そんな事に傾注しているがすでに気持ちは新しいカメラのOM-1に行ってるのである。
5月~8月編は格段に野鳥が増えて恐縮である。夢の300㎜F/4.0単焦点レンズのパフォーマンスに酔いしれたのでお許しいただきたい。
でも100-400㎜で撮ったミソサザイは背景の良いトコに留まってくれて私の写歴でも忘れられない一枚になってます
撮り手の習熟度もぐんと上がったのがわかります。
このシリーズでは5月のミソサザイと7月のアオジを推します。