いっせいの林道歳時記

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60センチ水槽底面フィルターセッティング

2018-10-01 21:11:45 | アクアリウム


我が家の第二水槽の60センチサイズである。
日本の住宅事情では一番ポピュラーで用品も多く使いやすいサイズではある。
現在大磯砂利を敷いて上部フィルターを回してアカヒレを泳がしている。
アカヒレは丈夫で冬のヒーターも必要としない。
水草は90センチ水槽でトリミングして余ったモノのを適当にレイアウトしている。
この環境であれば初心者でも充分楽しめるセッティングだ。
三年くらい維持していたが飽きてきたのも事実である。



初心者に戻ったつもりで、ちょっと環境を変えて一から作り直してみよう。
生体のアカヒレはバケツに避難してもらう。ヤマトヌマエビは外のビオトープ水槽に引っ越し、小さなミナミヌマエビは90センチ水槽に引っ越してもらう。
水草は処理して家庭菜園の肥料になってもらう。
大磯砂はスコップですくい、細かな砂は飼育水諸ともホースで吸いだし一旦リセット。
エーハイムの底面フィルターキットを水槽に敷く。
7センチ角くらいのプレートを根気よく繋げる作業がある。



底面フィルターのプレートが敷き終わったら低床になるソイルを敷き詰める
大磯砂は河原にある石が小さくなって砂の一歩手前の小石状態であるがソイルは元々黒土の細かい粒子を焼いて粒状にした人口の低床材だ。
従って優しく扱わないと崩れて細かくなってしまい目詰まりの危険性がある。それでもソイルを使うのは水草育成や熱帯魚環境に合った弱酸性の軟水環境が作りやすい事にある。



ソイルを敷き詰めたら水を入れる。
勢い良く注ぐとソイルが舞い上がってしまうので一旦小さなバケツに汲み溢れて満たすように注ぐ。水位が上がってくるとソイル内に混ざっていた小さなゴミなどで濁ってくるのでそのまま水を注ぎながら別のホースで排水をして水に透明感が出てくるまで続ける。ちなみに水は普通に水道水をジャンジャン注ぐ。



透明感が出てきたら水槽内の水を三分の一に減らしカルキ抜きをする。本来なら水を満たしてフィルターで水を回して環境が整うまで一週間ほど待つのがセオリー。
我が家の場合出来てる水が隣の90センチ水槽にあるのでそのままホースで注いでしまう。90センチ水槽の水は新しい水道水を注いで足せば水替えが一緒に出来るので一石二鳥だ。ちなみに水道水を直接水槽に注いでしまう(同時に適量カルキ抜きを注ぐ)のはお勧め出来ない。本来は別な容器に一旦溜めてカルキ抜きするか一日汲み置きした水を入れるのが基本。(もちろん冬場は温度合わせをしてから注ぐ)
我が家も最初はそうしていたがめんどくさくなって少しづつそのまま水道水を注いで様子をみていたが生体にダメージが無いのでそのまま注いでしまっている。
繰り返すが都内などはカルキの強い地域もあるのでお勧めは出来ない。



底面フィルターから吸った飼育水を循環する方法はフィルターから出ているパイプに動力を繋いで水を回さなければならない。簡単なのは水槽内に設置する内部フィルターかモーターヘッドを繋いで回す方法である。ただそれだと水槽内の景観に人工物が目立ってしまいレイアウト水槽の美観を損なう。従って外部フィルターを繋げて飼育水を回す事にする。新しく外部フィルターを購入するのも出費がかさむので90センチ水槽に設置している第三フィルターのエーハイム2213を拝借する。90センチ水槽は元々三機回していたので一機減ってもダメージはほとんどないとの判断だ。



第三フィルターのパイピングを設置しなおして繋げる。せっかくだからパイプくらい新品の透明なヤツに交換する。なんか血管が綺麗になって血液サラサラ感倍増である。飼育水内の汚れた成分は低床のソイル内で分解されてなおかつ外部フィルターで濾過されて戻ってくる。内部フィルターだけだとソイルだけの濾過となるが外部フィルターを繋ぐ事で二段構えの濾過システムとなる。ソイルの目詰まりが心配であるが水は回ってくれるか?



ソイルが水流の抵抗になるので普通につなぐのより若干水流の勢いはゆるい気がするが確実に回ってくれた。最初エアーを噛んで泡が出ていたがやがて音もしなくなり無音で回っている。完全に透明になるには一昼夜くらい回す必要があるだろう。これで環境が安定すれば生体を増やして水草も植えてレイアウトの水景を作って行く予定だ。


(一昼夜経った画像です)

90センチ水槽内で岩に活着させていたウィローモスとミクロソリウムのブロックを数個置いてアカヒレに戻ってもらい一旦終了とした。

※注:初めて水槽をセットして飼育水が出来上がるのはには設置してから一週間から二週間濾過槽を回して数回の水替えをしてバクテリアが定着してから生体を入れるのがセオリーです。今回のセッティングは既に出来てる飼育水を使用して濾過槽も数年回している物と使用していますので誤解のないようご理解いただきたいと思います。


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