心電図判定委員会！！

　心電図判定委員会がまた始まります。秋田県北秋地区では毎年１回小中学生の要再検症例を班員12名程で判定しています。ここ15年間は突然死や重篤な合併症で急変した子供はいません。いつも問題になるのはミネソタコードの自動判定について一貫性がないのではとのある班員のクレームが毎回のようにあり、本題の判定に入るまで３０分程かかります。小生はこれに関して黙認しておりましたが、毎回同じ話になるので、少し腹が立って意見を言ったことがありました。小生は「ミネソタコードは国際的に評価されたいわばデジタル評価であり、内蔵されている既存のプログラム判定に関しては医師が介入するなにものでもなく、むしろ我々医師に求められているは臨床経験に基ずいたアナログ評価でありましょう。」と進言したことがありました。それからというもの３０分の前座は無くなりました。貴重な時間を割いてお集まりのみなさまご苦労様です。