3月3日の封切りを待って、早速家族で鑑賞してきました。なんと今年はモンゴル建国800年に当たる年だそうで、まさにそれに合わせてこの大スペクタクル映画を角川春樹が製作・演出したものである。監督は澤井信一郎だが、角川色が強く感じられた。原作は森村誠一だが、今回は戦国の女たちの視点が強く加味されており、新鮮な感じがして面白かった。さて、チンギス・カーン(反町隆)は自らのモンゴルの血統に猜疑心を抱きながらも、モンゴルの王として成長し、大帝国をを築き上げることになるが、初めはまさに一家族から出発している。失意と猜疑心の中、実の兄弟まで抹殺してしまう自尊心はどこからくるのであろうか?このファシズム的な昂揚と残忍なまでの殺戮はこの映画ではさほど露呈していないが、可なり独裁的な人物であったろうと思われる。近代版ヘトラーを彷彿させるような印象があったが、彼を取り巻く女性たちがその荒々しさを緩衝している。いずれにせよチンギス・ハーンとは謎に満ちた偉人であることには違いない。早めに是非ご鑑賞ください。
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