昨夕は鷹巣で武田製薬主催のTV講演会があり、新DPPⅣ阻害薬アログリプチン(ネシーナ)について講師に東大の門脇教授や秋田大学の山田教授のレクターあった。現在DPPⅣ阻害剤ではジャヌビア(シタグリプチン)やエクア(ビルダグリプチン)が発売されているがこれらインクレチン製剤の特徴は、グルコース依存性にインスリ分泌を促進し、血糖改善効果や膵保護作用が期待できる新薬である。その3番手にネシーナが販売取得を承認され、近く発売の見込みである。3剤の中では最もDPPⅣに対する阻害選択性が高く、類似物質のDPP8や9に対する抑制効果はほとんどなく、選択性が高いとされている。ネシーナは25mg1日1錠で有効とされており、唯一α-GIとの併用が可能な薬剤である。併用によりもっと有効な血糖改善効果が期待される。いずれにせよこれからのDM治療は血糖コントロールだけでなく、臓器保護作用を有する持続的な血糖効果が重要で、これを推進するためにもDPPⅣ阻害薬が大いに期待される。この薬剤の導入によりDMの新時代(パラダイムシフト)が期待されよう!!
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