最近伝染性単核球症と考えられる症例に遭遇しました。初めは風邪症状であり、
その後リンパ節腫大や肝障害(急性肝炎)を併発して、遷延すると重症化するケー
スもあり注意が必要です。思春期に多く、キスから感染するとされます。その原因は
EB(エプスタイン・バー)ウイルスです。一般に日本人では幼少期に感染して成人で
は90%以上抗体を持っている言われていますが、最近では70%前後まで低下して
きているとの報告もあります。診断はEBウイルス抗体(VCA-IgM・EBNA・EA-DR
IgGなど)検査あるいは白血球像にて異型リンパ球出現で判ります。しかし感染早期
3~4日では検出されない場合が多く、1~2週間後の再検査が必要であります。
急性肝炎悪化や黄疸では入院治療が必須です。特に受験生は注意が必要ですヨ!!
受験が終了するまで初キッスは避けましょうネ(常連者は大丈夫デス)!