最新の人口動態データによると日本人の１００歳以上が４万人(女性が８５％)を超えたらしい。超長寿時代到来を象徴する現象であろう。長生きすることは喜ばしいことであるが、老人介護や医療事情を考えると大変な時代になったな～という感があります。つい最近までキンさんギンさん１００さいが珍重されていたと思っていたが、これだけ金さん銀さん候補が多いと選考会の厳しい審査が必要なくらいであろう。それだけ戦後の日本は平和であり、医療の進歩と優良保険制度の恩恵があったということであろう。当院では８０歳以上の患者さんには「素晴らしい！立派です！世の中には長生きしたいと思っても８０歳まで生きられない方を沢山診てきました。ですからお薬を出来るだけ減らして、天命に従いましょう！」と指導しているが、中には「１００まで長生きしたいので、もっと良い薬をください！」とおっしゃる患者さんがおります。私はとても８０まで生き抜く自信はありません。（医者の平均寿命は短いのであります。）
９月６日(日)に北空港クラシックＧＣにおいて三師会(医師会・歯科医師会・薬剤師会)親睦ゴルフコンペが開催されました。３１人が参加して熱戦が繰広げられました。私はインスタートの第一組でボギースタートでしたが・・・。スタートホールから同伴者の某先生のスコアのことで過少申告ではと揉めまして、険悪な雰囲気になりました。２ホール目が終了時点で本人からの訂正が入り、事なきを得ましたがヒヤヒヤものでした。ショットはまあまあでしたが、パターが入らず前半４１で終了。ノンアルコールビールで喉を潤し後半に挑みました。後半は結構暑くなりバテバテ気味になり、バンカーに入れることが多くなり、ボギーペースになってしまいまして、３パットも出てしまい最後は４４も叩いてしまいました。先輩先生と一緒のラウンドはやはり気使いが必要で接待ゴルフになってしまいました。結構疲れました～！！
全国的にインフルエンザ(インフル)が流行しつつあり、死亡症例も散見されている。いよいよ大流行(パンデミック)が１０月にピークに達すると予想されている。北秋田では現在目立った流行はなく静かである。当院では高熱で来院される患者さんが数人いるが、全例インフルキット(簡易)陰性であり、”ホッ”としている現状である。厚生労働省では医療従事者をまず第一ワクチンの対象として供給すると報道があったが、私の手元にはまだ届いていない。現行のインフルワクチンでは２回投与が必要であり、また２週間間隔を開けるのが原則である。またワクチン投与後十分抗体が作られるまで約２週間は必要である。つまり１０月に入るまでに十分抵抗力を付けるためには約１ヶ月必要ということになり、今ワクチンを打たないと意味がないと思われる。後手々のインフルワクチン対策にはイライラするばかりであります。
