平成 年 月 日
議長
殿
提出者住所
提出者氏名
東京湾口エリアにおける公共交通問題に関する陳情
本陳情書は、東京湾フェリー・金谷航路、東日本旅客鉄道・内房線を対象とし、私が、
平成18年9月の千葉県議会、同年12月の富津市、鋸南町、南房総市、館山市、鴨川
市の各議会の定例会に提出の陳情書、同年9月の館山市議会の定例会にて、可決された、
館山運転区の廃止・移転計画の反対決議の採択に関する請願書に、関連として申し上げ
るものであります。
陳情理由
昨年より、全国の高速自動車道の料金割引、東京湾アクアラインの社会実験による通
行料金割引が実施。結果、車の通行料は増大の結果をもたらしています。
連日のように、主要幹線道路の渋滞の報道がされています。本年1月の連休においては、
富津館山道では、鋸南保田インターより保田駅入り口までの県道および国道127号が、南
房総市の道の駅・富楽里にある富津館山道の進入道路が、大渋滞が生じ、高速バス、地
元の路線バスの運行に相当の支障が出ました。
言い換えれば、平成17年の富津館山道全通以前の国道127号の大渋滞の再現であり
ます。
しかし、このままの状態がよいのでしょうか。
一方で。鉄道、航路、高速バスは、マイカー移動増大により、利用客の減少の事態で
す。特に、東京湾フェリー、内房線の輸送実態は厳しい状態であります。
私は道路交通がよくなれば、全て良しとは思いません。現在の高速道路の通行料金の
割引は、対象者が限定されております。全ての人が恩恵を受けているわけではありません。
恩恵を受けない、つまり、交通弱者の方の交通の足が、高速料金の割引がもとで、奪わ
れることは、生活移動にかかわる事態をまねきます。あってはならないことではないで
しょうか。
陳情趣旨を申し上げる前に、取り上げることがあります。
本年3月13日に東日本旅客鉄道にダイヤ改正が実施されます。
今回改正は、またも、内房線の本数削減が盛り込まれております。
昨年12月の報道発表によれば、さざなみ1往復全区間、1往復は君津から館山
まで廃止と報じられました。しかし、今年1月になり、国鉄千葉動力車労働組合のサイ
トの発表によりますと、指定日運転のさざなみ号がほぼ廃止。言い換えますと、早朝と
夕方・深夜のみの運転になり」、再来年の館山若潮マラソン大会、今年の千葉国体及び千
倉ロードレース大会の参加者の輸送に悪影響が予想されます。さらに、本年2月末で、
房総特急料金回数券の一部区間の発売廃止が、報じられました。
東日本旅客鉄道の発表によりますと、内房線の利用者減としています。しかし、実の
ところ、同社内部の車輌メンテナンス部門の館山配置の合理化により、車輌の点検作業
が出来なくなること、これにより、館山駅の車庫は列車を留め置くだけの状態になるこ
とになります。ただし、安房鴨川駅の車輌メンテナンスは合理化されないとの事であり
ます。つまり、館山駅を中心として、万一の車輌トラブルを起こせば、列車の遅延の増
大され、正常な列車運行が出来ない可能性があります。
平成18年9月に館山市議会で可決の請願書の請願理由に記された、廃止・切捨てに
よる地域衰退の懸念の声に、東日本旅客鉄道は、応えていない結果が、今回の3月ダイ
ヤ改正、館山の車輌メンテナンス合理化に出ているといわざるをえません。同時に、内
房線沿線各自治体は、この3年間、策を講じてきたか、疑念を持たざるを得ません。
さて。私は、以上の問題解決を強く希望し、社会実験による高速道路の料金割引の
検証と対策を講ずる時期に来ていると思います。
陳情趣旨
1.地域の公共交通機関である金谷航路、内房線の維持確保の観点から、東京湾フ
ェリー航路対策会議、千葉県JR線複線化等促進期成同盟の既存の組織と連携し、東京
湾口の地方自治体、県、国、交通事業者により、将来、このエリアの交通問題について、
検討、施策実施のための協議機関の設立を求めること。
2.東日本旅客鉄道に対し、平成18年9月の館山市議会定例会で可決された、館
山運転区の廃止・移転計画の反対決議の採択に関する請願書の内容の理解を求め、東日
本旅客鉄道の営業エリア全ての沿線自治体住民に配慮した、輸送、営業、安全の施策を
講ずること。
以上を当陳情書の内容とし、同書に関する意見書案、関連として、館山運転区廃止反
対の請願書の写し、国鉄千葉動力車労働組合のサイトの掲載の一部写しを添付致します。
なお、現在の国土交通大臣において、前政権下が行った運輸施策の規制緩和の見直しを
すべきという、お考えの発言をされております。
地域の交通機関を考え直す絶好の機会と思われます。
当陳情書及び添付の意見書案に付きまして、ご審議、採択をされますことを重ねてお
願い申し上げます。
議長
殿
提出者住所
提出者氏名
東京湾口エリアにおける公共交通問題に関する陳情
本陳情書は、東京湾フェリー・金谷航路、東日本旅客鉄道・内房線を対象とし、私が、
平成18年9月の千葉県議会、同年12月の富津市、鋸南町、南房総市、館山市、鴨川
市の各議会の定例会に提出の陳情書、同年9月の館山市議会の定例会にて、可決された、
館山運転区の廃止・移転計画の反対決議の採択に関する請願書に、関連として申し上げ
るものであります。
陳情理由
昨年より、全国の高速自動車道の料金割引、東京湾アクアラインの社会実験による通
行料金割引が実施。結果、車の通行料は増大の結果をもたらしています。
連日のように、主要幹線道路の渋滞の報道がされています。本年1月の連休においては、
富津館山道では、鋸南保田インターより保田駅入り口までの県道および国道127号が、南
房総市の道の駅・富楽里にある富津館山道の進入道路が、大渋滞が生じ、高速バス、地
元の路線バスの運行に相当の支障が出ました。
言い換えれば、平成17年の富津館山道全通以前の国道127号の大渋滞の再現であり
ます。
しかし、このままの状態がよいのでしょうか。
一方で。鉄道、航路、高速バスは、マイカー移動増大により、利用客の減少の事態で
す。特に、東京湾フェリー、内房線の輸送実態は厳しい状態であります。
私は道路交通がよくなれば、全て良しとは思いません。現在の高速道路の通行料金の
割引は、対象者が限定されております。全ての人が恩恵を受けているわけではありません。
恩恵を受けない、つまり、交通弱者の方の交通の足が、高速料金の割引がもとで、奪わ
れることは、生活移動にかかわる事態をまねきます。あってはならないことではないで
しょうか。
陳情趣旨を申し上げる前に、取り上げることがあります。
本年3月13日に東日本旅客鉄道にダイヤ改正が実施されます。
今回改正は、またも、内房線の本数削減が盛り込まれております。
昨年12月の報道発表によれば、さざなみ1往復全区間、1往復は君津から館山
まで廃止と報じられました。しかし、今年1月になり、国鉄千葉動力車労働組合のサイ
トの発表によりますと、指定日運転のさざなみ号がほぼ廃止。言い換えますと、早朝と
夕方・深夜のみの運転になり」、再来年の館山若潮マラソン大会、今年の千葉国体及び千
倉ロードレース大会の参加者の輸送に悪影響が予想されます。さらに、本年2月末で、
房総特急料金回数券の一部区間の発売廃止が、報じられました。
東日本旅客鉄道の発表によりますと、内房線の利用者減としています。しかし、実の
ところ、同社内部の車輌メンテナンス部門の館山配置の合理化により、車輌の点検作業
が出来なくなること、これにより、館山駅の車庫は列車を留め置くだけの状態になるこ
とになります。ただし、安房鴨川駅の車輌メンテナンスは合理化されないとの事であり
ます。つまり、館山駅を中心として、万一の車輌トラブルを起こせば、列車の遅延の増
大され、正常な列車運行が出来ない可能性があります。
平成18年9月に館山市議会で可決の請願書の請願理由に記された、廃止・切捨てに
よる地域衰退の懸念の声に、東日本旅客鉄道は、応えていない結果が、今回の3月ダイ
ヤ改正、館山の車輌メンテナンス合理化に出ているといわざるをえません。同時に、内
房線沿線各自治体は、この3年間、策を講じてきたか、疑念を持たざるを得ません。
さて。私は、以上の問題解決を強く希望し、社会実験による高速道路の料金割引の
検証と対策を講ずる時期に来ていると思います。
陳情趣旨
1.地域の公共交通機関である金谷航路、内房線の維持確保の観点から、東京湾フ
ェリー航路対策会議、千葉県JR線複線化等促進期成同盟の既存の組織と連携し、東京
湾口の地方自治体、県、国、交通事業者により、将来、このエリアの交通問題について、
検討、施策実施のための協議機関の設立を求めること。
2.東日本旅客鉄道に対し、平成18年9月の館山市議会定例会で可決された、館
山運転区の廃止・移転計画の反対決議の採択に関する請願書の内容の理解を求め、東日
本旅客鉄道の営業エリア全ての沿線自治体住民に配慮した、輸送、営業、安全の施策を
講ずること。
以上を当陳情書の内容とし、同書に関する意見書案、関連として、館山運転区廃止反
対の請願書の写し、国鉄千葉動力車労働組合のサイトの掲載の一部写しを添付致します。
なお、現在の国土交通大臣において、前政権下が行った運輸施策の規制緩和の見直しを
すべきという、お考えの発言をされております。
地域の交通機関を考え直す絶好の機会と思われます。
当陳情書及び添付の意見書案に付きまして、ご審議、採択をされますことを重ねてお
願い申し上げます。