JR山田線の浅岸駅です。
この駅、乗降客は、おそらく皆無だと思いますが、
車やバイクで訪れる人はけっこう多いようです。
待合室のノートには、県外から訪れた人たちの書き込みがあり、
鉄道に詳しい人にとっては、全国的にも有名な駅のようです。
この浅岸駅と隣の大志田駅、それから岩泉線の押角駅、
この3つの駅がいわての秘境駅の代表格で、はしごしてる人も少なくないみたいです。
盛岡方面(綱取りダムの方)から入っていくと、
駅の1.3㎞手前からは、こんな道を進むことになります。
駅はこっちなどという立派な道路標識もないので、
うっかりすると駅がどこかわからずに通り過ぎてしまいます。
ちっちゃい橋を渡って駅に通じる道路?は、当然、未舗装です。
周囲には若干の廃屋がありますが、人の気配は全くありません。
川のせせらぎの音と鳥のさえずりだけが心地よく響き渡っています。
ふと見れば「禁煙」の張紙も・・・。
どこまでが構内か判然としませんが、いずれ、禁煙のようであります。
そして、待合室には、しっかりと「熊に注意」の看板、期待に応えてくれます。
こういう駅は、いつまでも絶対に残さなければいけないって、強く感じました。
”線路はつづくよどーこまでも♪♪”って、汽車になった気分です。
こっちは、去年の今頃の時期に行った「大志田駅」であります。
浅岸駅とすっごく似ています。