ほがらか”いわて”散歩道

時間や季節の流れをじっくり味わってみたい、ふと、思いはじめた私の日めくり。

昭和の学校で想ったこと

2010年11月13日 |  いわて”あちこち”

盛岡市から宮古市に向かう国道106号。

この道を通るたび、道路脇のこの学校が気になっていた。

廃校になった小学校を利用した”昭和の学校”です。

これが、中に入って見ると、す・ご・い!!

入口には、LPレコードがいっぱい。

時代が、かなりバラバラなような気もするけど、ぜんぶ昭和には間違いなく・・・。

フォーリーブス・・・、恥ずかしながら、しっかりと知っている世代です。

とにもかくにも、全ての教室に、ぎっしりと懐かしいものが並んでいる。

三種の神器って・・・、

そう、テレビ、冷蔵庫と洗濯機。

さすがに、ランプまでくると、私にとっても未知の世界。

本屋さんには、懐かしいような雑誌もずらり・・・。

昔のたばこ??

見れば、封が切られていないような・・・。

値上げになったばかりなので、余計、貴重品に思える。

これは、誰が持って来たのか・・・、私の故郷の駅は、新幹線も止まる現役の駅であります。

一関と言えば、NSPもちゃんと展示されていて、とっても嬉しい。

そう、平賀さんは宮古市出身でした。

他にも、床屋さんが復元されていたり・・・。

この看板は、そんなに古くなさそうだけど、どんなところに掲げられていて、誰が買ったのか?

もう、写真には撮り切れないというか、きりがないって感じ。

展示の仕方が、これまた見事だと感じました。ホント、一見に値します。

で、帰る時、ここの管理人さんと、「もう分校でも作らないと物が入りきらないですね」なーんて話をして想った・・・。

笑いごとじゃぁない!!

住む人がいなくなった家や店には、行き場を失った懐かしいものがたくさん残る。

次から次へと思い出の品が出てくることは、ごくごく当たり前のことなんだ。

このままじゃ、こういう建物がいくつあっても足りなくなってしまう。

この先、どうなっちゃうんだろうって・・・、マジに。