ほがらか”いわて”散歩道

時間や季節の流れをじっくり味わってみたい、ふと、思いはじめた私の日めくり。

岩手山の避難小屋

2009年11月11日 | 岩手山

今年も、山小屋に泊まっての登山は実現できないまま、雪の季節になってしまいました。

岩手山には、山頂付近に三つの避難小屋があります。

馬返しコースの「八合目避難小屋」、ここが一番大きな山小屋(有料)です。

網張コースか御神坂コースから登った9合目にあるのが、「不動平避難小屋」です。

この小屋は、八合目避難小屋から山頂に登るコースのすぐ近くにあります。

それから、焼走りコースの8合目にある「平笠不動避難小屋」です。

これらの山頂付近の小屋とは別に、八幡平から岩手山への裏岩手縦走コースには、「三ツ石山荘」と「大深山荘」があります。

三ツ石山荘は、湿原の中に建っていて、三ツ石山への日帰り登山の休憩場所に利用されることが多いようです。

もう一つの大深山荘の写真はないのですが、ここの山荘のそばに水場があり、ここで飲む水は格別です。


石川啄木の歌碑

2009年11月08日 |  いわて”あちこち”

石川啄木記念館から500m位の場所に渋民公園があり、啄木の歌碑が立っています。

やはらかに柳あをめる
北上の岸辺目に見ゆ
なけとごとくに

この公園の横を流れる北上川の流れ、この日は、木々の紅葉も相俟って、とても美しいものでした。

また、啄木が育ったこの渋民の地は、両側に岩手山と姫神山が聳え、その間を北上川が流れる素晴らしい場所です。

あいにく、岩手山は霞がかかていましたが、それでも、その存在には圧倒されるものを感じます。

岩手の山を歌ったものも多いようで、石川啄木記念館の企画展のコーナーにも、そうした歌が展示されていました。

神無月
岩手の山の
初雪の眉にせまりし朝を思ひぬ

岩手山
秋はふもとの三方の
野に満つる虫何と聴くらむ


石川啄木記念館

2009年11月08日 |  いわて”あちこち”

石川啄木記念館にふらりと立ち寄ると、ちょうど、「啄木の四季」の企画展講座の時間でした。

記念館の山本先生のわかりやすい説明をじっくりと聴くことができて、とても貴重な時間を過ごすことができました。

記念館の敷地内には、啄木が1年間だけ教壇に立った渋民尋常高等小学校の建物が、当時のまま移築されています。

教室も明治時代のままで、机、椅子、黒板など、何とも趣き深いものでした。

また、学校の隣には、啄木が住んでいた斉藤家の茅葺の家も保存されています。

啄木が生きた時代は、今から概ね100年前。

100年という月日は、昔といってしまえばそれまでですが、それにしても、あっという間に時代が変わったものだということを改めて感じました。


冬支度

2009年11月01日 | 日々の雑感

少し早目ですが、スタッドレスタイヤに交換です。

いつもは、12月になってから交換しているのですが、前輪がパンクしてしまったので、例年よりも早めの交換としました。

盛岡では、11月中にも雪が降る日はあるものの、日中にはとけてしまうのが普通なので、ほとんど市内しか走ることのない我が家にとっては、そんなに慌ててタイヤ交換をする必要はないのです。

スタッドレスの本当の活躍時期は、12月下旬から3月下旬までの3カ月って感じです。

そんなこんなで、30分程で交換終了と思ったら・・・、夏タイヤ用のナットを使ってしまっていたので、ホイールキャップがはまらないという大失敗です。

残念ながら、ナットを全部交換し直さなければいけないのですが、明日以降に先延ばしにいたしました。