良く仕事をする水！！
安佐南区八木付近に、太田川の本流に向かって排出される排水溝が有る。
どす黒く濁っている水色に、大変な仕事を終えた、ただならぬ気配を感じる。
上流から流れてくる太田川の水と比べてみると透明度が断然違う。
実は、この水は近くに有る、中国電力が保有する太田川発電所から
仕事を終えて放出されている水だ。
太田川水力発電所
広島県広島市安佐南区八木八丁目36
太田川水系 太田川・吉山川
発電開始 昭和36年11月
形式 水路式
出力 16,800kw
使用水量 50.00㎥/分
落差 39.12m
火力発電の燃料が高騰して、結果的に電気代の高騰により
庶民を困らせている現在。
貴重な自然のエネルギーを利用した発電だ。
中国電力では、広島県にて30か所の水力発電所を保有している。
他に岡山県 18か所、鳥取県 18か所、島根県 17か所、山口県 9か所
山陰や山口の方が多いのかと思ったが、広島県がこんなに多いのは意外だった。
しかし、それにしても電力を生み出してくれる、水達の大働きには感謝の限りだ。
