先日、サルスベリファームの周囲に張り巡らした害獣防止用のネットの隙間から
イタチに進入された為、長く仕舞い込んでいたトレイルカメラを引っ張り出して来て仕掛けてみた。
獣害センサー赤外線暗視カメラだ。
全く光の無い真っ暗な場所でも、動物の動きに反応してシャッターを切り、設定した静止画枚数と動画を撮影する機能。
もう使い始めて三台目になるカメラだが、一台目は鳥獣捕獲用品店で買ったリーズナブルなカメラで
解説書が英語でしか書かれていない中国製の物だった。
高校生時代以来の英語辞書を引っ張り出して来て、単語の翻訳をしながら設定していったものだ。
おかげで、中途半端な知識しか無いまま、ずるずると今までやって来た。
今回設定してみて、どうもおかしい反応をする事に気づいた。
昼間は人間が出入りするので、害獣は現れない。
その為、夜間の時間を設定しておいてその間だけに、生き物が現れたら反応してシャッターを切って撮影する。
まず、静止画1枚と動画の撮影時間20秒で設定した。
静止画枚数と動画の撮影時間は設定によって変える事が出来る。
という、そんな設定で動くはずだった。
ところが実際やってみると、設定の時間内にむやみやたらに何百枚という撮影を繰り返す。
つまり、動物が現れようと現れまいと関係なく、常に撮影を繰り返す。
8ヶ月は持つという乾電池が二日間でSOSを出している。
調べてみると、最初の設定を間違えて「タイムラプス機能」をONで設定していたらしい。
タイムラプス撮影とは、天体撮影のように、設定した時間毎に連続して撮影を繰り返す事。
つまり、カメラが害獣センサーが反応してシャッターを切るのに優先して、常に撮影し続けろという指令を出しているという事。
おかげで、真夜中中撮影を続ける訳だ!機械が優秀なのか?使うものが無知だったのか?
解説書をもう一回確認したが、タイムラプス機能の所にデメリット項目は掛かれていない。
「これを設定すると連続撮影します」くらいは解説書に書いて欲しいものだ。
タイムラプス機能をOFFにしてからは、連続撮影は無くなった。
しかし、周囲の囲いを徹底的に穴の無いように改造したせいか?カメラが反応しない。
つまり、害獣が入って来ない。入らなければそれでちょっと寂しいような・・
人間って勝手なものだ。
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