奈良県天理市柳本町にある「長岳寺」は今、カキツバタが丁度見頃です。
今回は、本堂前の池に咲くカキツバタが水面にその清楚な姿を映し、見る人の心を和ませます「長岳寺」を紹介したいと思います。
「長岳寺」の山号は、釜の口山(かまのくちさん)と呼ばれ、本尊は阿弥陀如来、開基(創立者)は空海(弘法大師)とされています。日本最古の歴史の道といわれる「山の辺の路」のほぼ中間点に位置しています。天長元年(824年)淳和天皇の勅願により、弘法大師が創建した真言宗の古刹です。平安時代からある日本最古の鐘楼門などの建造物4棟と、仏像5体が重要文化財に指定されています。1万2000坪の広い境内は浄土式庭園となっており、平戸ツツジの名所としても有名です。
奈良のお寺は、花々に囲まれていて、とても気持ちが和みますね!