泉飛鳥塾

「古(いにしえ)の都・飛鳥」の原風景と共に、小さな旅で出会った風景等を紹介したいと思います!

奈良県桜井市長谷寺 の「節分会・2025」

2025年02月05日 17時32分08秒 | 散歩
奈良県桜井市長谷寺 において、2月2日に「節分会」が行われました。
「長谷寺」は、奈良県桜井市初瀬にある真言宗豊山派総本山の寺です。。西国三十三所観音霊場の第八番札所であり、日本でも有数の観音霊場として知られています。一年を通じ「花の寺」として親しまれています。本尊の十一面観音菩薩は、高さ9.18mを誇る日本最大級の木彫仏です。また、『源氏物語』や『枕草子』などの古典の中でも記される歴史あるお寺です。明日香村から、車で約20分の所にあります。
2025年の「節分会」は、多くの人々で盛会でした。
・8:30~ 大黒堂において大黒天祭法要がありました。
・9:30~ 豪華景品の当たる福引付福徳豆の授与を開始されました。景品の当たる福引は1回:500円です。楽しみにしていた「くじ付き福豆」を8枚買って引きました。「くじ付き福豆」では、何とい一等賞をいただきました。なんか、いい年になりそうな・・・
・10:15~ 節分会法要のあと「豆まき」が行われました。
長谷寺では、豆まきの時は、「だだおし」で鬼を払うため、「福は内」しか言わないそうです。
今年も、「福徳豆」をたくさんいただきました。
「福徳豆」の袋の中に、幸運の5円玉を3個いただくことができました。
「節分祭」前には、牡丹が笠かぶっている風景を撮りに行きました。
丁度、見頃をむかえておりとても綺麗でした。
「節分祭」は、大和の春の訪れを感じられる祭りでした!

                      

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奈良県葛城市にある古刹「石光寺・當麻寺」

2025年02月01日 09時03分53秒 | 散歩
奈良県葛城市染野にある「石光寺」は、出土遺物等から飛鳥時代後期(白鳳期)の創建とみられる古寺です。
寒牡丹と中将姫伝説で有名な古刹で、春には2,000株余りのボタンが咲き、また寒ボタンもその見事な美しさで有名です
 寺には、信仰心の篤い中将姫の伝説が残っており、姫が蓮糸を五色に染めたとされる染の井と、染めた糸を枝にかけて乾かしたとされる糸かけ桜があります。このことにちなんで、別名「染寺」とも呼ばれています。
境内には、奈良時代前期といわれる塔の大心礎があり、弥勒堂改築に伴う発掘調査の結果、日本最古の白鳳時代の石仏と他に瓦やせんぶつが出土しました。
現在、弥勒堂において拝観できます。
どうしても見たかった白鳳時代の石仏がとても素晴らしかったです。
今回1月下旬頃に行ったのですが、残念ながら寒ボタンは終わりに近づいていましたが、静かな境内をゆっくりと散策できました。
また近くには、中将姫ゆかりの寺として知られる「當麻寺」があり見学してきました。
「當麻寺」は白鳳時代に創建され、三重塔を東西に二基とも残す全国由一の寺院です。
中将姫が西方浄土を蓮糸で織り描いたとされる「大麻曼荼羅(たいままんだら)」を本尊とする「極楽浄土の霊場」です。 
お堂や仏像等が国宝や重要文化財で、見どころ満載のお寺です。 
二上山の麓にある古刹「石光寺・當麻寺」、冬の一日ゆっくりと散策できました。
帰りには、名物「中将餅」を買ってきました。とても美味しかったです!

    

 
  
   
  
           
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奈良県明日香村の「雪景色・2025」

2025年01月23日 14時33分06秒 | 散歩
奈良県明日香村に1月10日雪が降り、一面白銀の世界でした。
1月9日の夜半から雪が降りだし、10日には一面真っ白になりましたが午後には雪はとけてしまいました。
明日香村では、冬には2~3回位しか雪景色を見ることができません。
なかなか見ることがない飛鳥の雪景色ですので早速、飛鳥宮跡・橘寺・川原寺等の雪景色を撮りに行きました。
飛鳥の雪景色は、普段見ている景色とはまるで別世界でした!

           

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奈良県 明日香村奥飛鳥の「男綱の綱掛神事・2025」

2025年01月15日 14時09分58秒 | 散歩
奈良県 明日香村稲淵地区において、2025年1月13に豊作を祈って新しく作り掛け替えられる「男綱(おずな )の綱掛け神事」が行われました。
「綱かけ神事」は、子孫繁栄と五穀豊穣を祈るとともに、悪疫などが道と川を通って侵入するのを押しとめ、住民を守護するための神事と言われています。
栢森地区の神事の特徴は、全体を仏式で行なわれます。
稲渕地区での「男綱の綱掛神事」は神式で行われます。
「男綱」は柏森のさらに奥にある男渕の竜神を、「女綱」は女渕の竜神を祀っているといわれています。
稲渕からさらに南にある柏森(かやのもり)地区の「女綱の綱掛神事」は、「男綱」と対になる「女綱」です。 
栢森大字の神事の特徴は、全体を仏式で行なわれます。稲渕地区での「男綱の綱掛神事」は神式で行われます。
稲渕地区の「男綱の綱掛け神事」の「男綱」は、長さ約80m、重さ300kg位あります。稲渕地区の住民の方が勧請橋の所で、わらを編んでおられました。高さ約1.7m・直径約30cmほどのシンボルが綱と共に飛鳥川をまたいで、長い注連縄が張られます。
張る時は、一般の参加者も一緒になって行います。
今年は、珍しく外国の方も参加されていました。
「男綱」を掛け渡した後に、神所橋と呼ばれる橋に祭がを設けられた場所で、飛鳥坐神社の宮司により神事が営まれ白米と御神酒が飛鳥川に三度にわけて流されます。
最後に、竹串にミカンとお札のついた物を参加者がいただいて終了となります。
神事は、13時30分頃から始められ15時頃には終了しました。
神事が始まる前には、地元の方がつくられた温かい甘酒を頂きました。今年も、無事参加できたことに感謝です。
ところで二つの神事に参加して感じたことは、残念ながら年々参加者が少なかくなってきています。
明日香村に残る二つの神事は、村の宝です。
高齢化や人口減少のなか、後世にこの大事な神事を残すためにも、後継者の育成等が必要になってきているのではないかと思いました!

               


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奈良県明日香村奥飛鳥の「女綱の綱掛け神事・2025」

2025年01月12日 09時21分42秒 | 散歩
奈良県 明日香村柏森地区において、2025年1月11日に豊作を祈って新しく作り掛け替えられる「女綱(めずな )の綱掛け神事」が行われました。
「綱かけ神事」は、子孫繁栄と五穀豊穣を祈るとともに、悪疫などこの道と川を通って侵入するものを押しとめ、住民を守護するための神事と言われています。
栢森地区の神事の特徴は、全体を仏式で行なわれます。
稲渕地区での「男綱の綱掛神事」は神式で行われます。
栢森地区の「女綱の綱掛け神事」は、栢森地区集落の中で綱の編み込みが行われていました。
その後、集落から「女綱」が運んでこられ「福石(陰物ともいう)」と呼ばれる石の上に祭壇を設け僧侶の法要の後、飛鳥川の上に陰物を形どった「女綱」が掛けられました。
集落の住民の方々によって、15時30分頃から始まり16時30分頃に終了しました。
最後に、参加者全員にミカンが配られました。
また、この日の夕方17時より私が住む大字では「とんど焼き」が行われ参加してきました。
     「2025年、良い年になりますように!」

                         


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